開発元のU-Secret Studioは6月11日(火)、未発売作品の体験版が一斉に配信されるイベント「Steam NEXTフェス」にて『ゴッドソウル~覚醒反逆の魂~』の体験版を配信開始した。
『ゴッドソウル』はゲームやイラストなどのそれぞれの趣味に執着するという「反逆者」の少女たちが主人公のRPGゲームだ。本作の舞台となるのは夢の町「ドリームシティ」。ネットや科学技術が発展した今、人々は企業に時間を奪われ、高度な残業を押し付けられるようになっている。
そんな情勢のなか、物語の主人公となるのは「第三高校」の高校生たち。彼らはデジタル化されてしまった食券システムなどを利用せず、アナログな考えで日々を過ごしていた。そんななか、とある時間が起きる。
学校内で開催されていた「サイバー創作コンテスト」の作品を制作中、大人たちの腐った教育を世に晒すためこっそり持ってきたスマホを取り出したところ、見事にバレてしまった。先生は怒って制作中の作品を壊し、挙句の果てには屋上から彼女らを突き落とす。この事件をキッカケにストーリーが進行していくようだ。
肝心のゲームプレイについては、ストアページにて一切の説明がなされていないので、筆者が実際に体験版をプレイしてみたところ、カードを使った戦闘が特徴的。例えるのであれば戦闘はAl Fineが開発する人気デッキ構築型ローグライクゲーム『クロノアーク』と似ている印象で、エネルギーを消費してソウルスキルで殴るというのがバトルの基本形になりそうだ。
また、本作は赤と黒を主体としたUIが特徴的であり、言及はされていないものの『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』からインスパイアされているであろう箇所が随所に確認できた。登場キャラクターについても美少女ばかりで、ビジュアルがハマればぜひ本作のストアページにさまざまなスチルが掲載されているのであわせてチェックしてみて欲しい。
なお、本作を手掛けるU-Secret Studioは過去に『Mysteria ~Occult Shadows~』を手掛けたインディースタジオ。レビューは賛否両論なものの、可愛いキャラクターを生かしたゲーム制作に定評があり今作においても注目を集めている。
『ゴッドソウル~覚醒反逆の魂~』は現在体験版を配信中。体験版では正式リリース版の5~8%ぐらいのコンテンツ量で遊べるようで、今後はゲームの最適化などを進めていくという。
正式版については2024年の第3四半期にリリースを予定しているので、興味があればあわせてウィッシュリストにも登録しておいてはいかがだろうか。