Nano Park Studiosは6月8日、ドット絵アドベンチャーRPG『Petal Runner』のSteamストアページを公開した。ゲームの日本語対応については未定だが、ストアページには日本語表記も用意されている。
『Petal Runner』はサイバーパンクの世界観を舞台にゲームボーイ風のドット絵で描かれる、オープンワールドアドベンチャーRPGだ。この世界では花から作られたエネルギーで動く人工ペット「ハナペット」が人々を助け、寄り添いながら暮らしている。ハナペットは普段はデバイスの中に暮らしているが、エネルギーがあれば実体化することも可能なようだ。
主人公の「カーリ」は相棒のハナペット「キラ」と共に、ハナペットのエネルギーを届ける配達人「ペタルランナー」の一員となるための旅に出る。各地に存在するペタルランナーの支部を訪れ、認定バッジを集めるのが目的だ。それぞれの支部にはユニークなストーリーがあり、ハナペットのお世話や体操、音ゲーまで様々なミニゲームが用意されている。
本作の主題はカーリとキラの友情であり、1人と1匹が大人になっていく過程が懐かしいタッチで描かれる。カーリとキラは幼馴染であり、長い間を共に生きてきた間柄であるようだが、過ごした年月による問題も発生している。第一世代のハナペットであるキラの旧型バッテリーは希少化が進み、修理がどんどん難しくなっているのだ。
カーリとキラは自分探しの旅の果てに何を見つけるのだろうか?『Petal Runner』は現在、Steamにてストアページが公開されている。デジタルの相棒と過ごした青春を思い出したい人は、ぜひストアページをチェックしてみてほしい。