72studioはロボットたちとの「最期の会話」を楽しむアドベンチャーゲーム『BatteryNote』のPC(Steam)向け体験版の配信を開始した。
ダイナーのウェイターロボット・ジェシカ、オフィスを監視するためのセキュリティロボット・サーベリーの3体のロボットたち。本作は彼らをスクラップ置き場から彼らを拾ってきた“メカニックくずれ”の主人公が、電池切れのロボたちを充電してこの世に呼び戻し、コミュニケーションを楽しむアドベンチャーゲームだ。
充電用のコンセントとあわせて、「高電圧スイッチ」を使用できる点が大きな特徴。このスイッチで高電圧を流すことでロボットに「おしおき」することができるようだ。つまり、ロボットたちを幸せにするも不幸にするも、このふたつを握るプレイヤーに選択が委ねられる。
また、彼らにはバッテリーの寿命があることから会話には制限時間が存在している。画面左上には刻一刻と迫る最期が常に表示されており、ポップなテキストとキュートなグラフィックながら無慈悲な緊張感を生む。
さらに、本作はマルチエンディングを搭載。先述の高電圧スイッチの使用の有無などによってエンディングが変化するとのことなので、ロボットたちのいくつもの運命を見届けよう。
なお、製作者の72studioによると「高電圧を流さなくてもクリアできるルート」も用意しているとのことだ。
BatteryNote、ロボに高電圧流さなくてもちゃんとクリアできる幸せ(と言う解釈になるかはその人次第)なルートも用意しますので、ご安心ください
— 72studio@人外好ゲーム開発者 (@72studio_) July 15, 2024
でも、一時でも推しとの別れが嫌な方はどのみち辛い思いをするゲームかもしれません ごめんね
『BatteryNote』はPC(Steam)向けに体験版を配信中。2024年内のリリースを予定している。製作者の72studioの公式Xには開発の様子などが投稿されているので、本作が気になる方はぜひフォローの上続報を待とう。
リリース全文は以下のとおり。
拾ったロボットたちと会話したり電気を流してイジめたりできるゲーム「BatteryNote」の体験版がリリース
個性ゆたかなロボットたちと「最期の会話」を楽しむアドベンチャーゲーム『BatteryNote』の体験版が、Steamにおいて7/15(月・祝)にリリースされました。
とある荒廃した世界で「メカニックくずれ」の主人公であるあなたは、スクラップ置き場から3体のロボットを拾ってきました。
ダイナーのウェイターロボット、ジェシカ。
オフィスを監視するためのセキュリティロボット、サーベリー。
軍事用に開発されたと思しき戦闘ロボット、デバインドR7。
薄暗いガレージのなかで、あなたは電池切れのロボットたちを充電してこの世に呼び戻します。そのあとは、対話によって記憶をのぞいてもよし。高電圧を流して、ロボットたちの反応を楽しんでもよし。ただし、彼らのバッテリーの寿命はあとわずか。その「余生」をどう過ごさせるかは、あなたの手にかかっています…。
『BatteryNote』は、ロボットと対話して彼らの生きざまを知ったり、コミュニケーションを楽しんだりするノベル・アドベンチャー形式のゲームです。彼らをどのように扱うかで、反応が変わり、彼らの運命とともに、ゲームのエンディングが少しずつ変化します。ロボットたちを幸せにするも、不幸にするも、コンセントと高電圧スイッチを持つ、あなたに選択権があるのです。
・Steamページ:https://store.steampowered.com/app/3005930/BatteryNote/
・対応プラットフォーム:Steam
・ジャンル:ノベル・アドベンチャーゲーム
・プレイ人数:1人
・開発:72studio
・公式サイト:https://www.72studio.tokyo/
・開発者X:https://twitter.com/72studio_
■72studioについて
『BatteryNote』のほか、先日room6よりパブリッシングが決まった『DRINKRIME』や『Adventure of Keymen』など、本業の傍らで「本気の趣味」として人外キャラクターがたくさん登場するゲーム制作をしています。