Blizzard Entertainmentは8月19日、同社が手掛けるヒーローシューター『オーバーウォッチ2』について、チート行為が認められたアカウントを50万個以上もBANしたとブログにて報告した。
さらにチート使用者と故意的にパーティを組んだと認められたアカウントを4万個以上もBANしたほか、コンソール版でキーボード・マウスを使用できるコンバーターなどの「非許諾周辺機器」を使用してランクを上げていたプレイヤーを大勢BANすることに成功したことも語られている。
今回の発表は『オーバーウォッチ 2』の公式ブログにて公開されている、迷惑行為を防ぎ、安全で公正な環境を届けるべくチームが進めている取り組み「ディフェンス・マトリックス」の最新情報として公開されたものとなる。
記事内では大勢の不正ユーザーをBANした旨を報告するほか、現在取り組んでいる課題と、シーズン12やその後のシーズンで導入予定の施策が紹介されている。シーズン12で実装された機能としては、マッチ内でプレイヤーを通報する機能の追加、プレイヤー回避機能の改善などが実施されている。
プレイヤー回避機能の改善によって最大15人のプレイヤーを回避することができるようになり、グランドマスターよりも下のランク帯にいるプレイヤーは“ほぼ確実に”回避可能に。さらにその中でも3人だけ半永久的に回避できる機能も追加されているため、「絶対に回避したいプレイヤー」と「できれば一緒に組みたくないプレイヤー」に分類できるようにもなっているとのこと。
また、開発チームはチート行為の検出・対策プログラムの開発に注力しており、詳細な言及は差し控えられているものの、「『オーバーウォッチ 2』内のチート対策は以前よりも大幅に進歩しています。今後もチート対策への取り組みを続けると同時に、BANしたプレイヤー数の公表を通じて、その成果を形として証明していくつもりです。」という報告も行われている。
シーズン12「ニュー・フロンティアーズ」の新しい冒険に向けてご準備を!🧳
— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) August 14, 2024
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新シーズンは8月21日(水)開幕!✨ pic.twitter.com/VjbPNtzKUS
『オーバーウォッチ 2』は本日8月21日よりシーズン12へと移行しており、さまざまなアップデートが実装されている。興味のある人は一度遊んでみてはいかがだろうか。