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「人狼」題材のノベルゲーム『レイジングループ』PS5・XboxのDL版が8月30日から配信決定。「おおかみ信仰」が残る集落で、ループを繰り返しながら殺人儀式「黄泉忌みの宴」の謎に挑む

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KEMCOは8月23日、人狼ホラーADV『レイジングループ』のPS5・Xbox Series X|S・Xbox Oneのダウンロード版を8月30日から配信すると、公式Xアカウントにて発表した。新機種への対応に伴い、4Kの高解像度対応も行われている。価格は税込みで3056円。

同作は「人狼」ゲームを題材に取りながら、それを和風の伝奇ホラーとして再構成し直したノベルアドベンチャーゲームだ。「おおかみ」信仰が根付いた古の因習に囚われた集落を舞台に、殺人儀式「黄泉忌みの宴」を巡る謎を解き明かすことを目指す。

サスペンスや民俗学などの要素をシナリオに多分に含みつつ、一方でいわゆるループものと呼ばれるジャンルに属する作品でもある。主人公となる房石陽明は、何度も「死に戻り」することで少しずつ情報を集めていくことができ、特定の死亡エンドを観ることで新たなルートに進む選択肢が得られる「キーシステム」などは大きな特徴の1つだ。

ゲームの初出は2015年にスマホアプリとしてリリースされたもので、その後PC(Steam)やNintendo Switch、PS4版などに移植されつつ、小説版や関連書籍の販売も行われているなど、現在まで根強い人気が続くタイトルだ。特にシナリオは高い評価を受けており、Steamでは6000件近いレビューのうち96%が好評という「圧倒的に好評」の評価を受けている。

今回の対応で最新の機種には全て出揃った形となり、これまでプレイしたことのない方でもより遊びやすくなっている。もちろん新規以外のプラットフォームでも配信されているので、気になった方は公式サイトなどをチェックしてみるといいだろう。

(C) 2015-2024 KEMCO (C) 2015-2024 dwango

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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