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『野狗子: Slitterhead』では「血を弾丸にして」散弾銃から放てるスキルが登場。ゲームプレイの詳細情報がいよいよ公開、香港・重慶大厦(チョンキンマンション)から世界設定のルーツを追体験する特別映像も

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Bokeh Game Studioは、11月8日(金)の発売を予定しているアクションアドベンチャーゲーム『野狗子(やくし): Slitterhead』について、主要キャラクターである「アレックス」「ジュリー」と能力・スキル、および作中ステージ「九龍迷窟」に関する情報を公開した。

本作はPS4/PS5Xbox Series X|S、PC(SteamEpic Games)向けに配信予定。今回の情報公開にあわせて、クリエイティブディレクターの外山圭一郎氏が世界有数のディープエリア「重慶大厦(チョンキンマンション)」を訪れて作中世界「九龍」のルーツを探る特別映像も公開された。

『野狗子: Slitterhead』は極彩色のネオン街「九龍」を舞台に、記憶と肉体を失った「憑鬼」となって、人間に擬態し脳を食らう怪物「野狗子」をせん滅していくアクションアドベンチャーゲームである。作中では協力者となる人間や血の力を用いて危機に立ち向かい、憑鬼自身の記憶と野狗子が生まれた謎の真実を追い求めていく。

発表によると、プレイヤーキャラクターである「憑鬼」は魂の状態を基本としており、周辺を移動・確認して見つけた人間に憑依することで物理的な行動が可能になる。また、人間に憑依すると野狗子の存在を気配で察知したり、視界を盗み見たりできるという。

加えて、憑鬼が憑依できる人間のなかにはシンクロが強い「希少体」も存在。今回の発表では裏稼業の外科医をしながら野狗子を追う「アレックス」と、瀕死の重傷を負ったところを憑鬼に救われた少女「ジュリー」が一例として紹介されている。

稀少体は各キャラクターで固有の技を発動できる「アクティブスキル」を持っており、アレックスの場合は血液を弾丸にして散弾銃から放つ「ブラッディブラスト」、ジュリーの場合は自身と周囲の人間の体力を回復する「リバイブオール」をそれぞれ使えるようだ。

上記のほか、スキルには取得するだけで自動効果が発動する「パッシブスキル」や、通常の人間でも使用可能となる「コモンスキル」も存在する。

各スキルはプレイ中に入手したスキルトークンで強化でき、強化段階に応じて新たなスキルも解放されるため、プレイヤーがどの希少体を優先して育てるかによってプレイスタイルも変わっていくという。

一方、本作におけるゲームプレイの流れは、ミッションを選んで探索するステージ内で野狗子を追跡・撃破していくものとなっており、作中における固有のステージのひとつとして巨大スラム「九龍迷窟」が登場するようだ。

上記のほか、発表にあわせて公開された特別映像では外山氏が撮影した写真とともに、1990年代のアジアの街並みや当時のアジア映画における異国情緒を織り交ぜた「九龍」のルーツを追体験できるようだ。

11月8日(金)の発売に向けて気持ちを高められる映像となっているため、興味があれば各プラットフォームのストアページとあわせてチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


『野狗子: Slitterhead』主要キャラクターやステージ、憑鬼の力やスキルの概念などゲームの詳細を公開!

Bokeh Game Studio(ボーカゲームスタジオ)は 2024 年 11 月 8 日(金)発売予定『野狗子: Slitterhead』の主要キャラクターである「アレックス」と「ジュリー」の紹介、ステージ「九龍迷窟」の紹介、ゲームのプレイの基本となる憑鬼の力やスキルの概念を公開いたします。

また、Bokeh Game Studio の YouTube チャンネルにてクリエイティブディレクター・外山圭一郎が『野狗子: Slitterhead』の舞台となる「九龍」の面影を探り、在りし日の世界へ想いを馳せる特別映像「Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead」も本日より公開いたします。

『野狗子: Slitterhead』主要キャラや「血の力」を用いるスキルなどゲームプレイの詳細が公開_029

■憑鬼の力

記憶と肉体を無くした憑鬼は、人間に憑依することで物理的な行動が可能となる。プレイヤーは憑鬼となり人間の体を駆使して街を駆け、野狗子を探し出し、時に危険なエリアへの潜入を行っていく。

【憑依モード】
プレイ中はボタンを押すことで瞬時に憑依モードに切り替わる。憑依モード中はゆっくりと時間が進み、カメラを操作して憑依対象を探すことができる。憑依可能な対象にはマーカーが表示されるので、任意の対象を選択していく。なお、憑依モードではある程度の範囲で周りを見渡したり、魂の状態で空中を移動することも可能。この操作が移動や探索、戦闘に至るすべての行動の基本となる。

【野狗子の気配の察知】
敵である野狗子の存在を探し出す際は、憑依した人間を操り街の中で気配を感じ取っていく。気配は気流のように流れているので、カメラを操作して流れを探り、その方向を目指していくことで野狗子に迫ることができる。

【鬼子眼(サイトジャック)】
野狗子にある程度の距離まで近づくと、その視界を盗み見ることができる。潜伏している野狗子の視界は追跡のヒントになる。風景の特徴から、路地や屋上など大まかな場所を推察し野狗子の居場所を特定していく。

【潜入・偵察】
自由に動ける街と異なり、時には敵の潜む建物内に潜入することも。潜入時は見つからないように身を隠し、憑依モードで周辺を偵察したり、憑依を活用した移動で監視の目を掻いくぐり先に進んでいくことも可能。

■憑鬼が出会う稀少体アレックスとジュリー

人間の中には憑鬼とのシンクロが強いものも存在し、彼らは稀少体と呼ばれる。今回は、憑鬼が物語で出会う稀少体アレックスとジュリーを紹介する。

【アレックス-Alex-】
フルフェイスのヘルメットで顔を隠し、散弾銃を装備しバイクを駆り、人知れず野狗子を追う「猟人」。普段の顔は、黒社会の人間を相手に非合法に営業する外科医。

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【ジュリー-Julee-】
野狗子に襲われ瀕死の重傷を負ったところを憑鬼に救われ、最初の稀少体となる。フードと仮面で正体を隠し、「血の爪」を武器として立ち回り、野狗子殲滅に奔走する。

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■稀少体のスキル

稀少体は各種のスキルを所持している。これらスキルは戦闘時に使用することで強力な攻撃を繰り出したり、所持しているだけで多種多様な効果が得られる。

「アクティブスキル」
キャラクター固有のアクティブスキル。
スキルを選択してスキルボタンを押すことで任意に発動する。
自らの「血液(HP)」を消費することで強力な攻撃を繰り出せるものや、「思念力」を消費して血液量を回復するといった戦闘のサポートに効果的なものなど様々なものがある。

なお一部のアクティブスキルの中には通常の人間に憑依した際にも使用できるものがある。ゲームを進めていくと、各ミッションを選択する際に、どの稀少体で挑むかを選ぶことになるが、その稀少体のアクティブスキルがコモンスキルとして通常の人間でも使用可能となる。

【ブラッディブラスト】

▲アレックスのアクティブスキル。血を弾丸にして散弾銃から放つ。スキルボタンの長押しで威力と範囲が増す。

【ブラッドホール】

▲アレックスのアクティブスキル。血の重力場を発生させ、周囲の敵や一般人をその中心に引き寄せる。

【タイムボム】

▲アレックスのコモンスキル。宿主に血の時限爆弾を仕掛け、周囲に大ダメージを与える代わりに使用者は死亡する。(稀少体の場合は瀕死)

【ソニッククロー】

▲ジュリーのアクティブスキル。血の爪で前方に衝撃波を飛ばす。スキルボタンを押し続けて溜め、離すと衝撃波を放つ。

【リバイブオール】

▲ジュリーのアクティブスキル。自らの血を体内で増殖させ、一定時間血の量(HP)を回復し続ける。周囲の人間も回復し、瀕死の人間がいれば即時蘇生する。

【ブラッドリッパー】

▲ジュリーのコモンスキル。敵にダメージを与えると同時に「鈍足効果」を付加する。鈍足になった敵は一定時間移動速度が低下。敵の追跡時に有効。

「パッシブスキル」
所持しているだけで効果がある。
基本の血液量を増やしたり、武器の耐久力強化、攻撃を受けた際のリカバリー能力の向上など戦闘を有利に進められる多彩なスキルが用意されている。

■スキルトークンによる稀少体の強化

プレイ中に入手したスキルトークンで各スキルの強化が可能になる。これにより稀少体をより強くして各ミッションに挑むことができる。
また強化を重ねるうちに新たなスキルを解放することもできるため、どの稀少体を優先して育てていくか、プレイヤーの選択によってゲームプレイの過程も変化していく。

■ステージ紹介

ミッション選択、ステージ探索、野狗子の追跡と戦闘がゲームの基本的な流れとなる。各ミッションではそれぞれ固有のステージが登場し、自由に動き回れる街や、監視の目を掻いくぐる建物内などシチュエーションも様々。今回はそのひとつ「九龍迷窟」を紹介する。

【九龍迷窟-Kowlong Slums-】
かつては警察の手も及ばない無法地帯と称された巨大スラム。数年後の解体が決定して住民の立ち退きが進められているが、行く当てが無く拒む者も多い。

■特別映像「Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead」

『野狗子: Slitterhead』の舞台「九龍」は、1990 年代のアジアの街並みのカオスと、当時のアジア映画で描かれていた異国情緒から生まれた架空の世界。
クリエイティブディレクターの外山圭一郎が憧れた古き良き世界、その面影を求めて現代を旅する特別映像を公開しました。
日常と非日常が混在する街を歩き、世界有数のディープエリア「重慶大厦(チョンキンマンション)」を訪れる様子など、外山自身が撮影した写真とともに本作「九龍」のルーツを探る追体験をお楽しみください。

Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead
https://youtu.be/9RUBI-tKguU

■『野狗子: Slitterhead』概要

―ネオン街の路地裏に蠢く、脳を喰らう魔物「野狗子」を姿無き「憑鬼」が狩る―

猥雑さを色濃く残す街「九龍」を舞台に、記憶と肉体を失った「憑鬼」となって、人間に擬態する怪物「野狗子」殲滅に奔走するバトルアクションアドベンチャー。極彩色のネオン街をさまよい、協力者となる人間の「稀少体」を見つけ出し、危険な組織への潜入と追跡を行う。そして繰り広げられる「血の力」を駆使した壮絶なバトル。「憑鬼」は自身の記憶と「野狗子」出現の謎を追っていく。

■『野狗子: Slitterhead』商品スペック

タイトル名:『野狗子: Slitterhead』※『野狗子』の読みは「やくし」
対応プラットフォーム:
PlayStation®5 / PlayStation®4 / Xbox Series X|S / Steam® / Epic Games Store
ジャンル:アクションアドベンチャー
発売日:2024 年 11 月 8 日(金)

パッケージ版:(日本・アジア・北米の PlayStation®5 版のみ)
通常版販売価格 5,478 円(税込)
限定版「マニアックエディション」販売価格 8,778 円(税込)

ダウンロード版:
通常版配信価格 5,478 円(税込)
限定版「デラックスエディション」配信価格 7,678 円(税込)

プレイ人数:1人
レーティング:CERO「Z」(18 才以上のみ対象)
音声:英語
字幕:日本語 / 英語 / 簡体字 / 繁体字 / 韓国語 / フランス語 / イタリア語 / ドイツ語 / スペイン語 / 南米スペイン語 / 南米ポルトガル語
コピーライト:©2021 Bokeh Game Studio Inc.

【ストアページ】
PlayStation Store
https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10009203

Microsoft Store
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/slitterhead/9PN5WNGQ6DC5

Steam® Store
https://store.steampowered.com/app/2631250/_Slitterhead/

Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/p/slitterhead

【Bokeh Game Studio SNS】
YouTube :https://youtube.com/c/BokehGameStudio
X :https://x.com/BokehGameStudio
Instagram :https://www.instagram.com/bokehgamestudio/
Facebook :https://www.facebook.com/BokehGameStudio/
Web サイト:https://bokehgamestudio.co.jp/

©2021 Bokeh Game Studio Inc.


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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