マテル・インターナショナルは日本時間10月22日(月)、『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』で知られるアードマン・アニメーションズとストップモーションアニメ『ピングー』の新テレビシリーズを共同制作すると明らかにした。
1980年にスイスで生まれた『ピングー』は、南極に住む小さなペンギンの男の子「ピングー」と仲間たちの日常をコミカルなタッチで描いた作品。オットマー・グットマン氏原作のストップモーションアニメである。
日本では2017年から2019年までの期間、日本主導による新作3DCGアニメ『ピングーinザ・シティ』が放送されていたほか、ピングーを象徴する独特な鳴き声「Noot!Noot!」やいたずらの数々は国内外でバイラルメディアとして広く愛されている。
発表によると、今回の新シリーズではアードマン・アニメーションズのチーフクリエイティブディレクターであるサラ・コックス氏とプロデューサーのアラン・ソープ氏が制作の指揮を担当。チャーミングで生意気ながらも、家族や仲間たちとともに困難へ立ち向かう姿を描くようだ。
発表にあたって、マテル社のチーフフランチャイズオフィサーを務めるジョシュ・シルバーマン氏は「ピングーを復活させるにあたり、アードマンの優れたクリエイティブチームとの提携は必要不可欠であった。アードマンの“ストップモーション・マジック”とピングーの普遍的な魅力で、世界中の人々の心を温めるピングーの新たな物語をお届けできることを楽しみにしている」とコメントしている。
『ピングー』については日本向けの公式ウェブサイトや公式SNS(X、Instagram、TikTok)公式YouTubeチャンネルも公開されているため、続報に興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。