『Sid Meier’s Civilization Ⅵ』(シドマイヤーズ シヴィライゼーションⅥ)が、現在Steamで大型のセールを実施している。本体のみなら90%オフで700円になっているほか、本体・全拡張・DLCを全て含むコンプリートエディション『Anthology』バンドルが91%オフとなり、税込みで2万3910円→2169円となっている。
同作については現在Nintendo Switch版もセールを行っており、同様のコンプリートエディションを購入すると1万2100円→2959円と、こちらも大幅な値引きが行われている状態だ。
『シヴィライゼーションⅥ』は世界中で高い人気を誇るストラテジーシリーズの6作目。歴史上に存在したさまざまな文明(国家)を率いて、文明の萌芽が起こった太古の時代から、地球外天体の探索に乗り出す宇宙時代まで、数千年に及ぶ人類の歴史を自らの手で紡いでいくという壮大なゲームだ。
太古の時代には広大な世界を探検して新たな土地や資源を探し、有望な土地があれば新たな都市を築いて勢力を拡大、土地の開発や研究を行うことで優れた技術や文化を生み出し、時には隣り合った文明との間で戦争が起こることもある。ゲームとしては科学・文化・宗教・軍事、いずれかの勝利目標を他プレイヤーに先んじて制することが目的だ。
文明ごとにそれぞれ大きな特徴があり、また立地などの状況によっても取るべき戦略は大きく変わるため、リプレイ性は非常に高い。日本なら「侍」、ローマなら「レギオン」など、固有の能力を持った軍事ユニットを活用して戦略を考えるのも面白い。
一方で、全く戦争をせずに勝つことも王道の戦略の一つ。都市を拡大して文明を広げつつ、「コロッセオ」「空中庭園」といった世界遺産の建設に挑んでもいい。遺産はそれぞれ異なる強力な効果を持つため、時にはこうした建設物も戦略の一つに組み込まれうる。
こうした特徴などから本作は「電子ドラッグ」などと呼ばれるほど中毒性が高い。文明ごと、プレイごとに毎回様々なプレイ体験を提供してくれため、やめ時が全くなく、「あと1ターン…」を延々繰り返しているうちに、気づけばあっという間に朝になってしまうのだ。
ある程度1人でスムーズに回せるようになった方向けだが、マルチプレイで遊ぶことも可能だ。シークレットチャットを活用した秘密外交で他プレイヤーとしのぎを削ったり、強力なバフを抱えたAIにプレイヤー同士で協力して挑むような遊び方もできる。
まお、本作は非常に多くのDLCが出ているため、これから始める方は迷われるかもしれない。参考として、本体に加えて『Rise and Fall』及び『Gathering Storm』拡張まではゲーム性に大きく関わるため基本的にはあったほうが良く、それ以外のDLCは基本的に指導者や文明の追加のみなのでお好みで問題ない。とはいえ、今なら全拡張入りパックの購入が最もお得だ。
Steam版『シヴィライゼーションⅥ』セールは本体+全拡張入りの『Anthology』バンドルが91%オフで2169円、期間は11月1日までとなっている。またNintendo Switch版も現在セール中で、こちらは本体+全拡張入りのDLCが1万2100円→2959円、期間は11月17日までとなっている。
なお、本シリーズは来年2月には最新作のリリースも発表されており、現在予約購入も受付中だ。気になった方はあわせて調べてみることをおすすめする。