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戦時下を一般市民の視点で生きる名作ゲーム『This War of Mine』の新DLC「Forget Celebrations」が発表。本DLCの収益はすべて慈善パートナーに寄付される

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11 bit studiosは11月15日(金)、『This War of Mine』の新たなDLC「Forget Celebrations」を発表した。このDLCによる収益はすべて、War Childやアムネスティ・インターナショナルといった慈善パートナーを支援するために寄付されるとのこと。

『This War of Mine』は、ポーランドの開発会社「11 bit studios」が手がけるサバイバルゲームだ。戦時下を一般市民として生き抜くことをテーマとしており、戦争を兵士の視点ではなく、ごくふつうの一般市民の視点から描く。そのテーマとゲーム性は非常に高く評価されてきており、近年ではアムネスティ・インターナショナルから特別表彰を受け、国際人道法の認知度向上に貢献した功績が認められた。

過去にはロンドンの帝国戦争博物館や、ニューヨーク近代美術館などに展示された実績も持つ。開発元の11 bit studiosも、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受け、ウクライナ赤十字に85万ドルを寄付するなど、平和活動に力を入れている。

新たに発表されたDLC「Forget Celebrations」は、本作が現地時間の11月14日(木)にPC版の発売から10周年を迎えることを記念したものだ。しかし現在もなお、世界では新たな紛争が勃発し、罪のない命が失われ続けていることを受け、このDLCは「Forget Celebrations」(お祝いは忘れて)と名付けられたという。

本DLCでプレイヤーは戦争で荒廃した都市「ポゴレン」に戻り、ベテランの戦争特派員である「Katia」の物語を追っていくことになる。戦争の残酷な現実を本にしようと奮闘する中、彼女の家はミサイル攻撃によって失われてしまい、生き残ったKatiaは集めた資料を取り戻すために厳しい日々を送ることになる。

『This War of Mine』のチャリティーDLC「Forget Celebrations」が発表_001

また、先述の通り本DLCによるスタジオの収益はすべて、この記念事業の慈善パートナーであるWar Child、アムネスティ・インターナショナル、Liberty Ukraine Foundation、Indie Games Polandを支援するために寄付されるとのことだ。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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