Wube Softwareは11月22日、同社が手がける高評価工場自動化シミュレーションゲーム『Factorio』の公式サイトにて“最終アップデート”の開発を始動することを明かした。
なお、「which will take around 2 months at least.(少なくとも2か月はかかるだろう)」とされているバグ修正を完了した後、最後のメジャーリリースとなるバージョン2.1の開発準備を始めるとのこと。
Friday Facts #438 – Space Age wrap uphttps://t.co/UsllCUcB28#factorio #gamedev
— Factorio (@factoriogame) November 22, 2024
『Factorio』は2016年2月より早期アクセスで配信開始され、2020年8月に正式リリースされたシミュレーションゲームだ。価格は4000円(税込)。
未知の惑星に不時着した主人公がロケットの開発を目指して自動化された工場を建設しながら、惑星の現住生物の脅威から工場を守ることを目指していく作品となる。
早期アクセスの開始時期から数えて約8年が経過したつい先月の10月には、ロケットを宇宙に打ち上げた後を描いた初の大型DLC「Factorio: Space Age」が配信されている。
かなり人気が高く、2022年にNintendo Switch向けの移植版が発売されるほか、Steamでは15万件以上のユーザーレビュー中「圧倒的に好評」を獲得。
さらには1度もセールをしたことが無いにも関わらず2022年時点で350万本以上売り上げ、海外のレビュー集積サイト「Metacritic」でのスコアは90点という高得点を記録している。
今回発表された“最終アップデート”ことバージョン2.1は、本作の公式サイトにて毎週金曜日に公開されている「Friday Facts」の第438回目で明かされたものとなる。
バージョン2.1の内容としては、バージョン2.0の安定版で実装するには大きすぎたMOD用のインターフェイスやQoLの改善、グラフィックの調整などを想定しているため、「大きなコンテンツの追加のような巨大なものには期待しないで欲しい」とのことだ。
また、バージョン2.1の実装後のことも少々語られており、次のゲームに向けてさまざまなアイデアを練っていることが明かされている。
現時点では製作者の頭の中を整理して、少しインスピレーションを集めるために『World of Warcraft』の「Classic」で遊んでいるという。そして、『Factorio』が『Minecraft』に関連しているのと同じように次回作も『World of Warcraft』に関連する作品になるかもしれないと伝えている。