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NECの往年の名機「PC-9801」風のPCケースがSilverStoneより発表。筐体の色やフロッピーディスクドライブ風の前面カバー、緑と赤のランプなどレトロな雰囲気を再現。USB Type-Cを備えるなどインターフェースは現代仕様

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SilverStone Technologyは1月15日、NECの往年の名機である「PC-9801」を元にデザインしたPCケース「FLP01」を発表した。

本製品は、もともとはX上のエイプリルフールの投稿から始まったものが、正式に製品化に至ったものだ。

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(画像は「FLP01」製品ページより)

モチーフとなっている「PC-9801」は、NECがかつて開発・販売していたPCのシリーズ名、およびその原点となる機種。1980年代から1990年代半ばにかけて国内のパソコン市場で大きなシェアを誇り、日本独自のパソコン文化を形成するのに大きく寄与した。

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(画像は「FLP01」製品ページより)

今回発表された「FLP01」は、そうした往年の名機をモチーフにデザインされた横置き型のPCケースだ。当時のPCを意識した筐体色にフロッピーディスクドライブを模した前面のカバー、緑と赤のランプなど、レトロな雰囲気抜群のPCケースとなっている。

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(画像は「FLP01」製品ページより)

見た目はレトロでも、内部の拡張性は現代のPC向けに確保されている。M/BはSSI-CEBまで対応するほか、長さ309mm、幅133mmまでのグラフィックカードが搭載可能。5.25インチのオープンベイと、2.5/3.5インチx1、2.5インチx1のシャドウベイを用意する。

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(画像は「FLP01」製品ページより)

前面のインターフェースには、USB Type-C x 1、USB 3.0 x 2、コンボオーディオx1を用意。こちらはフロッピーディスクドライブを模したカバーで隠されており、ケースの雰囲気を大事にする心づかいがうかがえる。

「FLP01」の日本国内での販売価格などは不明。気になる方はSilverStone公式の発表を待とう。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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