フリーマーケットサイト「メルカリ」で“使用済みの交換日記”が売り出されている。
この交換日記は、「交換日記 暁ヶ丘小学校 2010年」という商品名で出品されており、説明欄には日記の使用者である4人の名前と、「彼女たちは███です」という不穏な文章が。出品から1時間後には“売り切れ”になっていた。
『人の交換日記』が
— 第四境界 (@daiyonkyokai) January 28, 2025
フリマサイトで発見されました
どうかこの日記を入手し
真実を解き明かしてください#人の交換日記 pic.twitter.com/2if4TPwTFT
実はこの交換日記は、クリエイター集団の第四境界が手掛ける日常侵蝕ゲームだ。他人の財布を中身ごと購入することで話題となった『人の財布』シリーズの最新作で、今回は交換日記が題材というわけだ。
第四境界は他にも、実在するWebサイトを探索する『かがみの特殊少年更生施設』や、ミステリー作家である雨穴氏の小説『変な絵』のコラボ謎解きゲームなどを手掛けており、現実かフィクションかが分からなくなるような作品を得意としている。
『人の交換日記』についてはあまり情報が公開されていないが、説明欄には4人の名前しかないが、商品画像をよく見てみると、「5人用の交換日記」という表記があるなど、いろいろと不穏な雰囲気が漂っている。
現在、メルカリでは売り切れとなっているが、本作の想定以上の反響を受け、急遽予約ページがオープンしている。メルカリで購入した場合よりも、1~2週間ほど到着までに差があるようだ。
『人の交換日記』に関して想定以上の反響をいただき、急遽予約ページをオープンさせていただきましたhttps://t.co/HgfLKzKff7
— 第四境界 (@daiyonkyokai) January 28, 2025
メルカリでご購入いただいた方は、今回のご予約分よりも1~2週間程度先行してご体験いただけます#人の交換日記 pic.twitter.com/kyVRVlVGzu
なお、第四境界の発表によると、本作ではこれまでの要望を受け、「個人情報(メールボックスやLINEの履歴)が見えない仕組み」と「内容物の電子版」が用意されている。これにより、実況配信やオンラインでの協力調査などが容易となっているとのこと。
『人の交換日記』は1月28日(火)より販売開始。残念ながら現在は売り切れとなっているが、再販の予約も公式ページにて開始中だ。