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『Elona2』タイトルを突然『黒星の勇者』へ変更と発表。タイトルの無断使用疑惑で『Elona』原作者と対立。タイトル使用の打診を「お断り」したとするも、ゲーム運営側は「正規のIPライセンスを取得」と主張していた

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現在配信中のスマートフォン向けアプリゲーム『Elona2』が、タイトルを『黒星の勇者』へと変更することを2月26日に発表。ゲーム上での実際のタイトル変更は3月4日より順次実施されるという。

同作を手掛けたのは、名作フリーゲーム『Elona』をもとに制作されたアプリ『Elona Mobile』でも開発を務めたDigital Dog。ただし原作者のnoa氏は『Elona2』について「『Elona』の後継作ではなく、『Elona 2』のタイトルの使用を打診頂いた時もお断りしています」と表明しており、ファンの間ではゲームに対する疑惑が広がっていた。

対して『Elona2』運営のKUNPAN GAMESは同作について「モバイルゲームElonaの最新ナンバリング作品であり、いずれもDigital Dogが独自で開発したゲーム」と主張。同社は「すべて正規のIPライセンスを取得し」「完全に合法かつ適法であることをお約束」するとした声明を公式X上で発表し、両者の主張は真っ向から対立していた。

今回突然のタイトル変更に至った理由として、KUNPAN GAMESは「世界中のプレイヤーに一貫した体験を提供し、グローバルブランドとしての展開を強化するため」であり、「地域ごとの名称の違いによる混乱を解消し、全ての冒険者に親しみやすい形でゲームをお届けするための重要な一歩」としている。本作は日本国外では元から異なるタイトルにて配信されていた。

また今回のタイトル変更に関して、同社はゲームの内容や進行状況、アカウント情報などについては一切影響ないとしている。

なお、本家『Elona』を手掛けたnoa氏による正統後継作として、昨年よりSteam上で『Elin』の先行アクセスが行われている。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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