『serial experiments lain』の二次創作規約「lainTTL」に準拠した二次創作ゲーム『signal』が4月30日に発売されることが決定した。
対象プラットフォームはPC(Steam、itch)。またAmazonなどでは「CD-R」のパッケージ版を取り扱う。価格はダウンロード版が1000円、限定パッケージ版が1700円となる。
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— //signal告知アカウント (@MJM11663102) March 15, 2025
プレスリリースが発表されています。
『serial experiments lain』は、1998年にアニメが放送、1998年にゲームが発売されたメディアミックス作品。14歳の少女・岩倉玲音を主人公にネットワークの世界と現実世界の境界が曖昧になっていく世界を描くホラー要素の強い、カルト的人気を誇る作品だ。
今回の『signal』は、『serial experiments lain』公式が発布した二次創作規約「lainTTL」に準拠し、制作したオカルティックRPG。
本作は原作キャラクターと交流し、過去ログという名でイベントログを拾い、再び絆を構築していく。何のために、何故絆を再構築するのか、何故絆は失われてしまったのか。日記とメールを参照しつつ、記憶と記録が交錯するなか、岩倉玲音の真実にたどり着くことはできるか。
本作が準拠している「lainTTL」は、『serial experiments lain』の生みの親であるプロデューサーのNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社の上田耕行氏から2019年に発表されたもので、同社が権利を保有するlainプロパティに関する二次創作についての利用規約。
「利用ガイドライン」と「利用規約」の両方に同意することを条件に、二次創作の利用を商用・非商用にかかわらず無償で許諾するもので、本作『signal』はそれをもとに制作されたものだ。
はたしてどのようなものになっているのか。『serial experiments lain』の二次創作となるオカルティックRPG『signal』は、4月30日に発売予定だ。