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『serial experiments lain』の二次創作ゲーム『signal』が4月30日に発売決定、Amazonでも限定パッケージ版が取り扱い開始。『lain』の二次創作規約に準拠したオカルティックRPG

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serial experiments lain』の二次創作規約「lainTTL」に準拠した二次創作ゲーム『signal』が4月30日に発売されることが決定した。

対象プラットフォームはPC(Steam、itch)。またAmazonなどでは「CD-R」のパッケージ版を取り扱う。価格はダウンロード版が1000円、限定パッケージ版が1700円となる。

『serial experiments lain』は、1998年にアニメが放送、1998年にゲームが発売されたメディアミックス作品。14歳の少女・岩倉玲音を主人公にネットワークの世界と現実世界の境界が曖昧になっていく世界を描くホラー要素の強い、カルト的人気を誇る作品だ。

今回の『signal』は、『serial experiments lain』公式が発布した二次創作規約「lainTTL」に準拠し、制作したオカルティックRPG。

本作は原作キャラクターと交流し、過去ログという名でイベントログを拾い、再び絆を構築していく。何のために、何故絆を再構築するのか、何故絆は失われてしまったのか。日記とメールを参照しつつ、記憶と記録が交錯するなか、岩倉玲音の真実にたどり着くことはできるか。

『serial experiments lain』の二次創作ゲーム『signal』4月30日に発売決定、Amazonで取扱い開始_001

本作が準拠している「lainTTL」は、『serial experiments lain』の生みの親であるプロデューサーのNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社の上田耕行氏から2019年に発表されたもので、同社が権利を保有するlainプロパティに関する二次創作についての利用規約。

「利用ガイドライン」と「利用規約」の両方に同意することを条件に、二次創作の利用を商用・非商用にかかわらず無償で許諾するもので、本作『signal』はそれをもとに制作されたものだ。

はたしてどのようなものになっているのか。『serial experiments lain』の二次創作となるオカルティックRPG『signal』は、4月30日に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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