村山慶氏の描くマンガ『セントールの悩み』のKindle版が1巻から24巻まで1冊「77円」で購入できるセールを開催中だ。1巻から24巻までまとめて購入しても、定価約1万7000円のところ、1848円(税込)と破格になっている。
本著は、六本肢に進化を遂げた架空の人類史と社会が見られる「人間だけど人間じゃない娘たち」の日常をテーマにしたマンガだ。人々は翼人、竜人、長耳人、角人、牧神人、人魚、そして、人馬(ケンタウロス)といった形態に分かれており、共存して暮らしている。
本著の主人公は人馬(ケンタウロス)の形態をした女子高生の君原姫乃。背中に翼が生えているものや、頭部に角が生えている者など、さまざまな形態をしたクラスメイトと平穏な高校生活を送っていた姫乃を中心にストーリーは展開される。
序章では、男性に告白された姫乃が自身の身体のコンプレックスをクラスメイトに告白し、克服するために努力する場面が見られる。
なお、本著の特徴は綿密に練られた世界設定である。作中では登場する生物が六本肢に進化するに至った歴史や背景、国ごとの文化の違い、政治情勢などもこと細かに描写されている。また、話が進行するにつれて登場人物は成長し、それに伴って話の内容もより深いものとなる。
マンガ『セントールの悩み』のKindle版が1巻から24巻まで1冊77円で購入できるセールを開催中だ。COMICリュウの公式サイトでは試し読みもできるほか、各取り扱いサイトも閲覧できる。