3月29日(土)、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、声優の武内駿輔さんや東京工芸大学 工学部の森山剛教授と“イケボ”の本質に迫っていく最新エピソード“イケボさんぽ”が公開された。
本映像は前編にあたり、ニコニコ動画とYouTube上で公開中。後編では「実際のゲームにキャラボイスをつける」形の分析が収められており、4月中旬以降に公開される予定だ。

今回の“イケボさんぽ”では、当時17歳で担当した『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役をきっかけに多彩な役柄で活躍している武内さんと、音声に関する研究を幅広く行う森山教授が出演。芸術と科学の両面から“イケボ”と呼ばれる声の本質について分析・議論を進めていく。
前編では竹内さんが“イケメンな馬”や“感激屋の雪だるま”などの架空キャラを担当。「息の量」や「フォルマント(特に強い周波数の帯域)」、「テンポ・アクセント」などの要素に焦点を当てつつ、セリフの印象の変化を確かめていく。



映像内では「いい音や演技を作るうえで重要な要素」や、「声の音程を変えずに音色を変える」ボイストレーニングの手法、物理的に“同じ形の声帯”を作り出す技術など、さまざまな音声に関する議論も展開されているようだ。