6月5日(木)に発売が予定されている新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」について、本体付属のコントローラー「Joy-Con 2」は「ホールエフェクトスティック」を採用していないことが明らかとなった。海外メディアNintendo Lifeが報じている。
「ホールエフェクトスティック」とは、磁石を用いて磁場の変化を読み取るセンサーによってスティックの入力を認識するという方式。従来のコントローラーにみられた「ドリフト」という、摩耗によってスティックが勝手に入力される現象が起こりにくいとされている。現在では周辺機器メーカーによる高価格帯のゲームパッドに搭載されていることが多い。
Nintendo Lifeが米任天堂の製品開発・販売部門の担当者Nate Bihldorff氏に行ったインタビューによると、Joy-Con 2は「ホールエフェクトスティックではない」としつつも「イチからデザインされて」おり、「とても良い感触」であるという。
また、旧Joy-Conはスティックのドリフト問題が取り沙汰されたことがあったが、それが新製品の開発の際考慮されたのかどうかという質問にBihldorff氏は「新製品を出すときには、顧客にとってベストな体験となるようにデザインしている」と語った。
そのほか、Bihldorff氏は「Nintendo Switch 2 Proコントローラー」でのホールエフェクトスティックの採用に関しては言及を避けたとされている。

任天堂公式サイトのインタビュー記事「開発者に訊きました」でもスティックについて触れられており、「全部イチからつくり直して」おり、「耐久性も上がっているし、
動きが滑らかになるようにされている」とのこと。
「Nintendo Switch 2 Proコントローラー」に関しては、「(スティックは)静かで、触り心地も滑らか」だとされている。
Nintendo Switch 2は6月5日(木)に発売予定だ。