Mega Critが開発するデッキ構築型ローグライクゲーム『Slay the Spire 2』の最新ニュースレターがSteamのニュースハブにて公開された。日本語に対応した今月分の投稿では、新たな要素である「苦悩(仮訳)」というシステムが紹介されている。
「Slay the Spireのコードを隅から隅まで確認した方なら、未使用だった似たようなシステムを目にしたかもしれません」として公開された画像では、通常の効果に加えて「エナジーを失う」という効果を持ったカードが追加される様子が確認できる。


「苦悩」の仕組みはシンプルで、プレイヤーを倒そうとするクリーチャーが、カードをさまざまな手段で苦しめてくるのだという。どのような効果があるのか、その全貌はまだ不明だが、「この難題をどう切り抜ける?」というメッセージからして、プレイヤーの戦術が試される要素になりそうだ。
なお、「苦悩」は仮の訳だ。前作『Slay the Spire』では手札を圧迫するカード「Writhe」に「苦悩」の訳があてられていたが、今回紹介された要素の原文は「Afflictions」であり、別のものとなっている。「affliction」は、他のゲームだといわゆる状態異常に相当するシステムによく使われる単語だ。
このほか、先月分の投稿では提示された条件を満たすことで報酬を獲得できるレアカード「Quests(クエスト)」が紹介されていた。例として公開されたのは、休憩マスにて孵化させることができるタマゴのカードだ。


なお、ニュースレターによるとMega Critのチームは早期アクセス開始前の息抜きとして日本旅行を楽しんでいたとのこと。それを受けてか、以前までは英語であった投稿が今回は日本語に訳されている。システムやデザインに関するQ&Aも記載されているので、気になる方は確認してみてほしい。
『Slay the Spire 2』は現在開発中。対応プラットフォームはSteamで、2025年にアーリーアクセス開始予定だ。