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引退した老騎士が、愛馬と共に放浪の旅に出る。人気グルメ・ハイファンタジー小説『辺境の老騎士』の電子書籍がほぼ半額セール開催。全5巻の合本版が定価6490円⇒3400円(税込)と破格に

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支援BIS氏の書く長編小説『辺境の老騎士』全5巻の合本版の電子書籍がほぼ半額で購入できるセールを開催中だ。定価6490円のところ、3400円(税込)とお得になっている。

主人公である老騎士バルド・ローエンは、自身の衰えを感じ主家に財産を返上。騎士を引退し、愛馬と共にあてもない旅に出る。バルドは行く先々でさまざまな人物に出会い、“うまいもの”を喰らう。それは、大陸中で語り継がれる壮大な冒険譚の幕開けであった。

コミカライズ版『辺境の老騎士』もあわせてどうぞ(1~12巻発売中)

本著は、小説投稿サイト「小説家になろう」に向けて2012年4月にて連載が開始された長編ハイ・ファンタジー小説だ。全9章に渡り2014年に完結。2021年にかけてエピローグが掲載、出版もされた人気作だ。2018年より、「カクヨム」でも掲載されている。

2016年9月にはマンガ掲載サイト「webヤンマガ」にて菊石森生氏が描くコミカライズ版が掲載。タイトルは『辺境の老騎士バルド・ローエン』となった。

主人公のバルド・ローエンは冒頭の宿での悪漢に対する大立ち回りに始まり、引退した身でありながら元は白兵と騎馬戦のプロである実力を発揮する。彼は戦場で年輪を積み重ねただけあって冷静に危険な状況も切り抜け、元は剛腕タイプだったからかいざという時は腕力も頼もしいキャラクターだ。

彼は死に場所を探すために愛馬と共に旅に出るも、結果的にさまざまな人物に頼られ、大活躍を見せる。物語が進行するにつれ、彼の過去や想い人の存在なども明かされるようになる。

また、主人公バルドは作中で「〇〇」を用いた台詞を用いることが少なく、仕草や動作、どのような話をしたのか、その結果が記されている描写が多い。

作品全体を通しての特徴としては、綿密に練られた世界設定と、バルドを頼りにする若者たち。そして、バルドがほおばる食事風景がこと細かに描かれていることだ。本著の食事や素材などは本作特有の名称で語られるが、味が想像しやくす描かれており、読者からは「不思議と味が想像できる」とコメントされている。

『辺境の老騎士』の合本版はほぼ半額で購入できるセールを開催中だ。菊石森生氏の描くコミカライズ版も発売中で、カドカワの公式サイトより各取り扱いサイトも閲覧できる。

週末は、老騎士バルド・ローエンとの旅路を楽しんでみてはいかがだろうか。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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