ロシアのインディーゲーム開発スタジオSpectra teamは4月20日、『Fragile Reflection』の体験版をリリースした。
本作は『サイレントヒル』などの作品から影響を受けて制作されている、日本を舞台にしたレトロ風のサバイバルホラーゲーム。プラットフォームはPC(Steam)で発売日は今年の夏頃を予定、ゲーム本編および体験版は日本語に対応する。
🔴 Fragile Reflection demo version got released on Steam!
— Spectra Team | Fragile Reflection (@_spectra_team_) April 20, 2025
レトロ調ホラーゲーム「Fragile Reflection」の製品版冒頭1h程を収めた新しいデモをリリースしました。フィードバックをお待ちしています!https://t.co/qYyNaAmVjD#fragilereflection #HorrorGames #indiegames pic.twitter.com/NkCAGkI0JP
『Fragile Reflection』はアイテムを探してパズルを解き、怪物と戦い次元の狭間を行き来するサバイバルホラーゲームだ。本作の舞台となるのは1990年代後半の架空の日本。
「能面」を被る化物によって過去の痕跡をそのまま残すこの世ならざる世界「ウツシヨ」に浸食されていく町を舞台に、プレイヤーは帰郷してきた主人公「佳莉緒(カリオ)」として、これまで自分に隠されてきた真実を突き止めて生き延びることを目指す。
本作ではストーリーを進めていくうちに普通の世界と「ウツシヨ」の両方を行き来できる超自然的な能力に出会い、ゲーム内ではふたつの世界を活用してパズルを解くことになるようだ。
『Fragile Reflection』は日本の文化を愛してやまないロシアのインディーゲーム開発スタジオによって制作されており『サイレントヒル』をはじめ、『バイオハザード』、『SIREN』といった日本のサバイバルホラーゲームにインスパイアを受けているとのこと。
また、舞台となる町は北海道に実在する村から着想を得ており、近代工業と伝統的な日本の建築様式を組み合わせることに努めたのだという。
プラットフォームはPC(Steam)で発売日は今年の夏頃を予定。4月20日に公開された体験版では冒頭の約1時間をプレイすることができる。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
サイレントヒルにインスパイアされた日本舞台のロシア製レトロ・サバイバルホラー”Fragile Reflection”最新デモが4/20リリース
ロシアのインディーゲーム開発スタジオSpectra teamは、同社開発中のサバイバルホラーゲーム”Fragile Reflection”の最新デモを日本時間の4/20にリリースする予定だ。本作はサイレントヒルなど同ジャンルの古典作品に強く影響を受けたレトロスタイルのサバイバルホラーゲームで、1990年代の日本を舞台に少女 伊藤佳莉緒が能面の化け物と戦い、現実と並行世界と行き来しながら隠された謎を解き明かしていく。デモはインタフェースと字幕が日本語に対応し、リリース後にSteam(https://store.steampowered.com/app/3111440/Fragile_Reflection_Demo)よりダウンロード可能となる。
※最新デモリリースまでは旧バージョンのデモにアクセス可能。
■ゲームの詳細
『Fragile Reflection』は、レトロスタイルの3人称視点サバイバルホラーゲーム。舞台となるのは1990年代後半の日本。暗闇と秘密に覆われた、不可思議な町の片隅だ。能面の化け物によって変わり果てた町で、「ウツシヨ」が現実世界を侵食し帰郷は台無しとなってしまう…。アイテムを探し、パズルを解き、怪物と戦い、次元の狭間を行き来する—レトロ風サバイバルホラーの世界で、伊藤佳莉緒(カリオ)が隠れた謎を解き明かし、生き延びるための力になろう。
レトロなビジュアル – レトロなグラフィックと現代的な操作性のコンビネーションを楽しもう。このゲームは、サバイバルホラーゲームの古典がもつ精神にインスパイアされている。
次元を移動する力 – ストーリーを進めるうちに、普通の世界と「ウツシヨ」を行き来できる超自然的な力に出逢う。ウツシヨとは、過去の痕跡をそのまま残す、この世ならざる世界だ。2つの世界を活用してパズルを解き、答えを見つけよう。
ねじ曲げられた魂 – 何か恐ろしいことがこの村で起きた—この化け物どもはどこから来たのか? この悪夢を止めることはできるのだろうか? 主人公が現実世界の恐怖を生き抜き、両親を見つけるよう手助けしよう。ナンコーフラクの町を探索し、パズルを解き、残弾数に気を配り、環境を有利に整えるのだ。
ナンコーフラクの町を救え – 地元の病院からかかってきた不穏な電話を受け、伊藤佳莉緒はすぐに故郷のナンコーフラクへ向かった。歴史と象徴性と特別な力を秘めた「能面」をかぶる奇怪な怪物たちを撃退しながら、佳莉緒はこれまで自分に隠されてきた真実を突き止め、生き延びなければならない。この聖なる土地に住んでいた人々の過去の出来事や感情の断片を保持する並行世界「ウツシヨ」。町は、その力に飲み込まれつつある。もしも佳莉緒自身の内面(うつしみ)さえすべての真実を語ってくれないとしたら、結局彼女は誰を信じるというのだろうか?
特徴
・次元を移動する力 – 超能力を使ってパズルを解き、真実を見つけよう
・レトロスタイル – 昔のゲーム機のホラーゲームにインスパイアされたグラフィックと雰囲気
・探索と物語 – 想像上の生き物や事件、呪いの言い伝えがはびこる炭坑の村を探索しよう
・サウンドと音楽 – 「山岡晃」の作品にインスパイアされたトリップ・ホップ、アンビエント、サイケデリック・トリップ調のオリジナルサウンドトラック
■開発者の声
私たちSpectra teamはホラージャンルを愛する3人のメンバー(Hidin, Mad Jha, Jakepps)から成るロシアのインディーチームであり、本作が私たちにとって最初の合同プロジェクトとなります。Fragile Reflectionはサイレントヒル、バイオハザード、サイレンといった日本の傑作ホラーゲームにインスパイアされており、ゲームを通じて私たち自身の身の上話を伝え、「責任」という重要なテーマを提起します。また舞台となる町「ナンコーフラク」は北海道に実在する村から着想を得ており、近代工業と伝統的な日本の建築様式を組み合わせることに努めました。そのように本作におけるインスピレーションの源でもあり、私たちがその文化を愛して止まない日本に向けてこの作品を届けられることを大変嬉しく思っております。そしてそれを受け入れて下さる日本の皆様、ローカライズ実現に協力して下さった翻訳者 山口篤志氏に心から感謝申し上げます。
このデモはゲームの製品版に近い内容で、その冒頭約1時間をプレイすることができます。昨年7月に最初のデモをリリースしましたが、これは技術デモの位置付けでありストーリー要素はそう多く含まれていませんでした。これはその改良/拡張版というよりもほぼ別物となっておりますので、旧デモをプレイした方でも新鮮な気持ちでお楽しみいただけます。ゲームの欠陥を洗い出し、最高のレベルに仕上げるためフィードバックをいただけると幸いです。
■ゲームの基本情報
・タイトル:Fragile Reflection
・ジャンル:三人称視点サバイバルホラー
・配信日:2025年夏頃
・配信プラットフォーム:Stram
・配信ページ(製品版):https://store.steampowered.com/app/3088670/Fragile_Reflection
・配信ページ(デモ版):https://store.steampowered.com/app/3111440/Fragile_Reflection_Demo
■関係者・連絡先
・開発/販売:Spectra team(X:https://x.com/_spectra_team_)
・ローカライズ全般対応:山口篤志(X:https://x.com/mommiagation)
・プレスリリース作成:horrorgamejp(X:https://x.com/horrorgamejp)