4月24日(木)、『ダンガンロンパ』シリーズで知られる小高和剛氏と『極限脱出』シリーズで知られる打越鋼太郎氏がタッグを組んで制作された戦略シミュレーションゲーム『HUNDRED LINE -最終防衛学園-(以下、ハンドレッドライン)』が、海外のレビュー集積サイトmetacriticにて平均レビュースコア「86/100」を記録した。
記事執筆時点で、Nintendo Switch版が17のメディアからレビューが寄せられ平均「85/100」点。PC版が7メディアで「86/100」点となっている。

Nintendo Switch版で100点満点をつけたGame Rantは、「ビジュアルノベルの世界に初めて触れる人にとって最適なゲーム」として、約60時間プレイして100あるエンディングのうち3つをクリア。「非常に完成度の高いTRPGであると自信をもって断言できる」とコメントし、「手に汗握るストーリーの中で、どのような展開が待っているのか気になり何度もプレイしたくなった」と語った。
同じくPC版で100点をつけたSiliconeraは、小高和剛氏自身が本作を「最高傑作」と語っていた点に同意。「忘れられない作品であり、Too Kyo Gamesが今後これを超える作品を作るのは至難の業となる」と語り、多彩なキャラクターや戦略性に富んだステージ構成、心に響くストーリー面を絶賛した。

80点をつけたGamingTrendのMartin Du氏は、本作を「打越氏と小高氏の手がける哲学の集大成」と評価。両名の「ひねくれた頭脳からどんなものが生まれるか興味がありました」と語る。
Martin氏は結果的に80時間かけて本作のトゥルーエンドと40種類のエンディングをアンロックし、「この冒険全体を心から楽しんだ」とコメント。劇的に盛り上がる分岐型のストーリーを賞賛した。
なお、『ハンドレッドライン』はトゥーキョーゲームス株式会社が企画、メディア・ビジョン株式会社開発を手掛ける新作タイトルだ。「最終防衛学園」と呼ばれる施設を舞台に、15人の生徒たちが「特別防衛隊」に任命され、彼らが迫りくる敵「侵校生」から学園を100日間守り抜き、人類を救うこととなる。
対応プラットフォームはNintendo SwitchおよびSteam。価格は通常版が7700円(税込)、デジタルデラックスエディションが9900円(税込)。Nintendo Switch、Steamともに体験版がダウンロード可能となっている。