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世紀末放浪RPG『Kenshi』が70%オフのほぼ1000円で購入できるセール開催。開発者のインタビュー映像も公開され、『Kenshi』の成り立ちや続編『Kenshi2』の概要などを紹介。続編は前作の約1000年前の時代で、マップの広さは約50%増しに

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5月13日(火)より、ゲーム配信プラットフォームであるSteamにて、世紀末風の過酷な世界で生きるRPG『Kenshi』が、定価3500円(税込)のところ、70%オフの1050円(税込)で購入できるセールを開催中だ。

2018年にLo-Fi Gamesよりリリースされた本作は、記事執筆時点でSteamストアページに8万1230人からレビューが寄せられており、約95%のユーザーから高く評価され「圧倒的に好評」ステータスを獲得する人気作だ。特に高く評価されているのは、自由度の高さである。

『Kenshi』はオープンワールドにおける自由探索がメインテーマとなっているRPGだ。プレイヤー自身の分身となるキャラクターを作成した後は、砂漠もしくは荒れ果てた大地を舞台に商人や盗賊、冒険家、農民、傭兵などさまざまな仕事をこなすことが可能で、敵に捕らえられると奴隷として強制労働を強いられることもある。

また、採掘などで資金を稼いで装備を整えたり、タイトル通り一人の剣士としての道を究めんとする求道者として生きることも可能。ただし、敵となる者たちの中には人食い族もいるので注意が必要だ。

『Kenshi』が70%オフセール開催中。コアな人気を誇る世紀末放浪RPG。開発者のインタビュー映像も公開、続編の概要を解説_001
(画像は『Kenshi』のSteamストアページより)

プレイヤーの作成した主人公は決して世界の中心となる人物ではなく、ほかのNPCたちとそう変わらない存在としてスタートする。キャラのステータスは装備や負担、血液の残存量、負傷、空腹度といったステータスに影響を受けるため、常に管理が必要だ。

ゲームプレイ中に主人公もしくは味方や敵が人体を負傷すれば怪我をおうこともある。一例として足を負傷すればひきずって歩き移動速度が下がり、腕を負傷すれば片手で剣を振ることになる。さらに、致命傷を負うと損傷個所が切断されてしまい、義肢をつけなくてはならなくなってしまう。

同日、『Kenshi』を手がけたLo-Fi Gamesの創設者であり本作の製作者であるクリス・ハント氏と、リードライターかつLo-fi Gamesのマネージングディレククターのナタリー・ミケルソン氏が登場し、『Kenshi』の成り立ちや続編『Kenshi2』について語る映像も公開されている。

映像では、最初に『Kenshi』がどのようにして始まったのかについてクリス氏は、発想を得たという決定的な瞬間はなく少しずつ形成されていったと語る。自身でゲーム開発を学んだことはなく、当時それに概要する学部も周囲になかったという。

人生を通して、ゲームをプレイする度に「ここは良くない、ここは良い、自分ならこうするのに」と思い、そうした感想が少しずつ積みあがり新たなゲームの構想として形成。幼少期からゲームを作りたいと思っており、プログラミングは本を読むところから始め、最初は少なくとも6年間ひとりで制作していたとコメント。ナタリー氏は、現在は約30人ほどの規模のチームになったと報告した。

また、続編である『Kenshi2』を作る理由に関してクリス氏は、「私は自分のためにゲームを作っています」と語る。前作『Kenshi』に付け加えたかった部分を追加し、約1000年前の時代を描く作品としてマップの広さは前作と比較すると約50%ほど広くなると報告。同じ場所だが、全くことなるロケーションや勢力、旧帝国の姿などが見られるという。

映像では、『Kenshi2』の進捗状況を見せないのはなぜ?という質問もあり、クリス氏は「現段階で色々とお見せするのは好ましくないと思います」とコメント。情報の出し方については慎重な姿勢を見せた。

『Kenshi』が70%オフセール開催中。コアな人気を誇る世紀末放浪RPG。開発者のインタビュー映像も公開、続編の概要を解説_002
(画像は『Kenshi』のSteamストアページより)

『Kenshi』は70%オフの1050円(税込)で購入できるセールを開催中だ。期間は、5月20日(火)までとなっている。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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