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『VRChat』にてアバターが“直接売買”できる新機能「アバターマーケットプレイス」発表。近日中に実装される予定。公式は「誰もが簡単にアバターを手に入れられる方法を提供したかった」とコメント。最初は限定されたユーザーから販売され、徐々に修正する方針

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5月15日(木)、ソーシャルVRプラットフォーム『VRChat』の公式YouTubeチャンネルにて、アバターの売買が可能となる「アバターマーケットプレイス」が発表された。近日中に実装される予定だ。

この機能を用いることで、アバターをVRChatクレジットで購入できるようになるほか、クリエイターが商品をマーケットに出品することも可能となる。『VRChat』内のアバタータブから「探索(Explore)」をクリックし、探索を開始できる。

また、購入できるアバターは実際に試着してみることも可能だ。この試着機能を用いることによって、自分の体型や雰囲気にアバターが合っているのかを確かめられる。一度購入したアバターは「マイアバター」タブで閲覧可能というシンプルな仕様だ。

マーケットプレイスで販売する方法は、VR Chatの公式サイトを使用して、アバターをマーケットプレイスに送信することで販売可能。ローンチ時は選ばれた一部の販売者にのみ限定されバグなどを修正しつつサービスが開始される模様。参加を希望するユーザーのために、専用の応募フォームより販売者申請が可能となっている。

ただし、これまで通りUnityを用いて自分のアバターをアップロードすることは可能で、クリエイターたちがほかのプラットフォームで作品を販売することも引き続き可能だ。VRChatは公式サイトにて、あくまで「誰もが簡単にアバターを手に入れられる方法を提供したかった」とコメントしている。

なお、『VRChat』はユーザーがアバターを用いて3Dの仮想空間内で交流できるソーシャルVRプラットフォームだ。VR(バーチャルリアリティ)対応のアプリケーションとなるが、VR機器がなくてもPCやスマホなどから利用可能だ。

特徴としては、自分の好きな見た目のキャラクターをカスタイマイズ可能で、ユーザーの作成した部屋や街などの「ワールド」を行き来できるほか、自らワールドを作成して公開することもできる。

マイクを用いたボイスチャットも可能で、VR機器を使うと手や体の動きが反映され、表情もリップシンクで表現可能だ。価格は、基本無料となっている。

『VRChat』はPC(Steam)、VR機器(Meta Questなど)、アプリ(Google Play)などに向けて配信中だ。公式サイトより、各取り扱いサイトも閲覧できる。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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