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世界すべてが言葉で表現されたテキストアドベンチャー『文字遊戯』がニンテンドースイッチにて8月7日より配信へ。Steam向け日本語版は「中国語版と同じ作品ではないか」と審査に引っかかり、現在は配信が遅延中

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8月7日22時より配信中のゲーム紹介番組「Indie World 2025.8.7」のなかで、『文字遊戯』の最新情報が公開され、本配信の終了後ニンテンドーeショップにて配信が開始されることが明らかとなった。

なお、本作の日本向けSteam版については記事執筆時点(2025/8/8 1:00)で配信されていない。これについて、パブリッシャーのフライハイワークスは公式Xアカウントで経緯を説明しており、Steamの再審査に通りしだい、配信を開始する予定としている。

【※更新 2025/8/8 0:30】8月7日23時28分ごろ、本作の日本向けパブリッシングを担当しているフライハイワークスより、『文字遊戯(日本語版)』のSteam版配信に関する経緯・事情を説明する「お知らせ」が発表された。

本作は世界すべてが“文字”で表現されており、プレイヤーは主人公である「我」を操作して、魔龍によって支配された世界を救うため、旅に出る。

旅のなかでは、説明文のなかに存在する「門」を出口として利用したり、言葉の一部を消すことで文章の意味を変えるなど、言葉を活用したさまざまなパズルを用いてストーリーを展開していく。

『文字遊戯』がNintendo Switch向けに8月7日より配信開始_001

『文字遊戯』がNintendo Switch向けに8月7日より配信開始_002

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『文字遊戯』がNintendo Switch向けに8月7日より配信開始_004

8月7日23時ごろ、本作のマイニンテンドーストアページがオープンしたことが、フライハイワークス公式Xアカウントより告知された。

本作のSteamストアページによると、本作の主人公・我(ワタシ)は3人の師匠から三つの聖なる道具を手に入れ、魔龍討伐の旅に出ることになるという。

Steamストアページ上では本作の無料体験版も配信されているため、興味のある方はこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

※画像はすべて番組からキャプチャしたものです。

フライハイワークスの公開したお知らせによれば、本作のSteam版はNintendo Switch版と同日の配信開始を予定していたものの、すでに配信されている原語版『文字遊戯』と同一タイトルではないか、という指摘がSteam側からの審査が滞っており、期限内に審査OKを獲得する事ができなかった。

フライハイワークスはSteam側への説明として「単なる翻訳データの差し替えで済むものではない」、「ギミックも多数変更した」、「パブリッシャーも違う」などの趣旨で再審査を要請したものの、再審の音沙汰は長期間に渡ってないとのこと。

お知らせにはこの事態に対するフライハイワークス代表取締役であり、『文字遊戯』日本語版の製作総責任者でもある黄政凱氏の見解や今後の展望についても記載されており、Steam版に関しては審査での承認が得られ次第、配信を開始する予定だという。

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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