8月7日放送の「Indie World」にて、『アンダステッド:過去からの手紙』が発表された。2025年10月にニンテンドースイッチのダウンロード専用ソフトとして発売予定だ。
本作は、長いあいだ放置されて汚れてしまった「もの」の汚れを落とし、磨き上げ、忘れていた記憶と想いを少しずつ明らかにしていくゲーム。スポンジやブラシなど、汚れの種類や箇所に応じて扱う道具を使い分けていくことになる。
叔母からの手紙がきっかけで故郷の家に帰ってきた主人公のアドラ。家には長い間放置されて汚れてしまった「もの」があふれていた。これら一つ一つの汚れをきれいにしていくことで、アドラのストーリーが進んでいく。
汚れが前面に広がっているような場合は、広い面を磨くことができるスポンジを使って汚れを拭き落とし、残った細部の汚れは、ブラシに変更して磨く。一見綺麗になったように見えても、細かな汚れが残っているため、ライトで照らして曇りなく磨き上げていく。
掃除を進めるにつれて、アドラはいつしか心がすれ違ってしまった母との思い出や隠されていた物語を次々と発見していくことになる。
本作は、丁寧にデザインされたサウンドとグラフィックによるオーディオビジュアル体験が特徴となっている。使用する道具に合わせて変化するサウンドは、まるでゲームの中にいるかのような没入感を演出し、ドット絵風テクスチャで描かれる思い出の品の数々は独特で温かみのあるものになっている。
『アンダステッド:過去からの手紙』は2025年10月にニンテンドースイッチのダウンロード専用ソフトとして配信予定。Steamでは体験版が配布中となっている。
※画像はすべて配信からキャプチャしたものです。