フィルムアートは8月7日、「リミナルスペース 新しい恐怖の美学」を9月26日に発売すると発表した。
本書は、「リミナルスペース」の何が怖いのか、なぜ魅了されるのか、その誕生の過程から影響を膨大なビジュアルと共に掘り下げる書籍。価格は3400円(税抜)でAmazonにて予約受付中だ。
「リミナルスペース 新しい恐怖の美学」は超常現象の視覚的シンボルを解読し、ホラーの美学への興味を追求するフランスのYouTuber「ALT236」氏が手がけ、2023年11月に海外向けに発売された書籍「LIMINAL」の日本語訳版だ。
書籍内ではインターネットを中心に爆発的に広まった、人の気配のない出入り口、階段、長い廊下、古びたホテルのロビーといった不気味さと魅力を持つ人工的な空間「リミナルスペース」の解説が行われる。
また、本書では映画『シャイニング』に登場する長い廊下や、国内外でブームになったインターネット都市伝説『バックルーム』、2010年代初頭のWeb音楽コミュニティから誕生したノスタルジックな音楽ジャンル「ヴェイパーウェイヴ」、シュルレアリスムを代表する画家のひとりルネ・マグリットの絵画などが取り上げられるという。
【新刊情報】
— フィルムアート社 (@filmartsha) August 7, 2025
『リミナルスペース 新しい恐怖の美学』
ALT236 =著、佐野ゆか =訳
新しいインターネット美学、〈リミナルスペース〉のすべて。その誕生の過程と影響を、膨大なビジュアルとともに体系的に掘り下げる初の書籍、待望の翻訳!https://t.co/k3PhR5nKAr pic.twitter.com/VgjPwVEfEO
「リミナルスペース 新しい恐怖の美学」の価格は3400円(税抜)でAmazonにて予約受付中。発売日は9月26日を予定している。