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ゲーム画面上に貼った「架空の広告」の収益で冒険する短編RPG『この冒険はPRを含みます』が公開中。雑多だけどかわいい広告で“勇者系ストリーマー”の冒険を手助けしよう

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個人ゲーム開発者のオクトレイン氏は、フリーゲーム投稿サイト「unityroom」にて、ゲーム画面上に貼った「架空の広告」の収益で冒険する短編RPG『この冒険はPRを含みます』を公開している。

本作品は8月4日から10日まで行われていたゲーム制作イベント「Unity1週間ゲームジャム」にあわせたもので、“ひく”をテーマにした作品が合計253タイトル投稿されている。

ゲーム画面上に貼った「架空の広告」の収益で冒険する短編RPG『この冒険はPRを含みます』が公開中_001
(画像はこの冒険はPRを含みます | フリーゲーム投稿サイト unityroomより)

『この冒険はPRを含みます』は、“ちょ~っとお財布がさびしい”冒険者が始めた「冒険配信」の画面上に広告を追加したり、装備・スキルを強化したりしながらモンスター討伐を手助けする短編RPGだ。

作中では画面左側に置かれた「新規広告を探す」で新たな広告を追加でき、時間経過に応じて排出されたコインをマウスで回収すると収益に変わっていく。

ゲーム画面上に貼った「架空の広告」の収益で冒険する短編RPG『この冒険はPRを含みます』が公開中_002
(画像はこの冒険はPRを含みます | フリーゲーム投稿サイト unityroomより)

得られた収益は新たな広告の追加だけでなく、冒険者の回復や最大HP・攻撃力の上昇、連撃スキルの強化にも利用できる。ただし、広告の追加や装備・スキルの強化を行うたびに、各選択肢で必要なコインの数は増えていく。

また、作中で冒険者が用いる連撃スキルは「未回収のコインの数とスキルの強化回数」で発動確率が変わるため、冒険のための回復・強化と広告による収益のバランスはうまく保たなければならない。

ゲーム画面上に貼った「架空の広告」の収益で冒険する短編RPG『この冒険はPRを含みます』が公開中_003
なかには「魔王直属・幹部募集中」の広告も
(画像はこの冒険はPRを含みます | フリーゲーム投稿サイト unityroomより)

本作を手がけたオクトレイン氏は、2025年2月に「講談社ゲームクリエイターズラボ」のフェロー制度を経て、“プレイヤーの歩いた軌跡が足場になる”アクションゲーム『トレイルレイル(仮)』で支援クリエイターに選ばれた実績を持つ。

今作はピクセルアーティスト「みずかき(さかな)」氏とのタッグで制作されており、ゲームの広告やPR配信を逆手に取った“目を引く”仕掛けだけでなく、キャラクターや広告の可愛らしいデザインも魅力のひとつとなっているようだ。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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