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『ホロウナイト: シルクソング』発売後4時間でSteam同接「53万人」を突破。前作から引き継がれた美しくも物悲しい世界観や音楽、主人公ホーネットのスピーディーで爽快なアクションが高評価

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インディースタジオTeam Cherryによって9月4日に発売された2Dアクションゲーム『ホロウナイト:シルクソング』について、Steamの非公式データベース「SteamDB」によると、発売後4時間で最大同時接続プレイヤー数が53万5000人を突破した。

Steam上のユーザーレビューにおいても、発売後わずか8時間で1万6000件以上のレビューを集め、「非常に好評」の高評価を獲得している。

『ホロウナイト:シルクソング』は、2017年に発売され、その高難度なゲームプレイと独特の世界観で高い評価を得た『ホロウナイト』の続編。前作の主人公とは異なる、女戦士「ホーネット」を操作し、シルクと歌に支配された新たな王国を冒険する。

2019年の発表以来、長年にわたり発売が待望されてきた本作は、発売直後から人気が過熱。発売開始30分で同時接続プレイヤー数が10万人を超えるなど、好調なスタートを切っていた。

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(画像はSteamDBより)
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(画像はSteamDBより)

その勢いは衰えることなく、SteamDBによれば、発売から約4時間後には最大同時接続プレイヤー数が53万5000人を突破。記事執筆時点での、直近24時間の同接ランキングにおいても、『カウンターストライク2』や『Dota 2』、『PUBG: BATTLEGROUNDS』といった定番の人気タイトルに次ぐ4位にランクインしている。

発売直後にはアクセス集中により、Steamを含めたいくつかのプラットフォームで、一時的に購入が困難になるなどの混乱も見られた。それも本作への期待の大きさを物語っているといえるだろう。

Steamでのユーザー評価も好調だ。発売からわずか8時間で1万6000件以上のレビューが寄せられ、そのうち91%が好意的な評価となる「非常に好評」のステータスを獲得している。

レビューでは、前作から引き継がれた美しくも物悲しい世界観や音楽、そして主人公ホーネットの繰り出すスピーディーで爽快なアクションが高く評価されている。長い開発期間を経て丁寧に作り込まれたゲームの完成度や、品質に対する価格の手頃さも評価を後押ししている。

一方で、一部のプレイヤーからは、前作からの変更点である斜め下への攻撃の操作性や、序盤から歯ごたえのある難易度、回復システムの仕様などについて、改善を求める声も上がっているようだ。

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(画像はSteam『Hollow Knight: Silksong』の、執筆時点での言語別レビューより)

なお、中国語圏のプレイヤーからは翻訳の品質に対する指摘が相次いでおり、これが大きな要因となって、Steam上の同言語レビューでは「賛否両論」の評価となっている。

『ホロウナイト: シルクソング』は、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox、PC(Steam、GOG、Humble Bundle)向けに発売中だ。またXbox Game Passにも対応している。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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