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人の物を売る「第四境界」、主要作品『人のシリーズ』が全て完売状態に。TV番組『サクサクヒムヒム』で紹介された影響で、「緊急事態です」とコメント。現在は10月発送分の予約を受付中

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現実そのものを舞台にした「ARG」(代替現実ゲーム)を制作するクリエイター集団「第四境界」は9月7日、同集団が手掛ける「人のシリーズ」全作品が完売状態にあることを公式Xアカウントで発表した。

2025年9月6日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』で特集されたことによる反響が主な要因。現在公式サイトでは、10月発送分の予約を受け付けている。

作品完売のきっかけとなった『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』は、佐久間大介さん(Snow Man)と日村勇紀さん(バナナマン)がMCを務めるトークバラエティである。「いま日本中で推されているモノ」をテーマに、MCの二人がその魅力を自由に調べ、時には脱線しながら学んでいくというコンセプトで、毎週土曜よる11時30分から放送されている。

9月6日の放送回では、「第四境界」を特集。番組内では、MCの二人が実際に「人の財布」「人の給与明細」に挑戦するなど、その独特の世界観に引き込まれる様子が紹介された。

第四境界が制作するARGは、財布やカレンダーといった実在のアイテムを入り口に、プレイヤーの日常を“侵蝕”していくような体験が特徴。従来の謎解きゲームとは異なり、プレイヤーは現実世界を舞台に物語を進めていく。

始動から1年で総プレイヤー数が120万人を超えるなど、かねてより注目を集めていたが、今回のテレビ特集とそれに伴うSNSでのトレンド入りが、爆発的な需要につながった形だ。

第四境界公式Xによれば、「嬉しい悲鳴ではありますが緊急事態です」と現在の状況を説明。各所での在庫確保に努めると同時に、増産も進めていることを明らかにした。なお、完売状態の「人のシリーズ」について、現在は10月分の予約を受け付けている。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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