株式会社ポケモンは8月21日、今秋発売のポケットモンスターシリーズ最新作『Pokémon LEGENDS Z-A』(以下、Z-A)に関する映像を公開した。
映像では『ポケットモンスターX・Y』で初登場したぎゃくてんポケモンのカラマネロがメガシンカした姿が初公開された。タイプはメガシンカ前と変わらず「あく・エスパー」。
カラマネロの人気が(なぜか)爆発している様子を伝える“特別番組”では、趣味趣向が突如「カラマネロ」に傾倒するようになった人々の様子が報じられており、一連の騒動がメガカラマネロの強力な催眠術による現象であることが明かされている。
なお、カラマネロに傾倒する人々の様子は本映像の約1週間前からポケモン公式から部分的に公開されており、さらに関連施設や関連アカウントがカラマネロにジャックされているような状態となっていた。
公式サイトによれば、メガカラマネロはメガシンカによって脳が肥大化。大幅に向上したサイコパワーで色鮮やかな光を放つようになった。触手を頭に刺し脳を刺激することで、サイコパワーが急速に高まるという。
この色鮮やかな光は相手の人格や記憶までもを自在に書き換え、別人のようにしてしまうほどの恐ろしい力を持っているとのこと。

また、周囲の生き物の感情をキャッチして読み取ることができ、高い知能で冷静に戦局を分析しながら、効率よく戦闘することを好む。
カラマネロと言えば、とくせい「あまのじゃく」による「ばかぢから脳筋戦法」が有名だが、メガシンカ後も使えるかどうかが気になるところだ。
『Z-A』でメガカラマネロがバトルするゲーム映像も公開された。相手トレーナーのカイリューに催眠をかけて、バトルを有利に進める様子が映し出されている。
最後にはなんと、自身のトレーナーに催眠をかけてしまう様子も。公式サイトによると「トレーナーすらも自分の駒として見ており、自分の意思に反するような指示をすると、たちまち催眠術をかけてくることもある」とのことで、トレーナーにとっても付き合うことが非常に難しいポケモンのようだ。
(画像は『Pokémon LEGENDS Z-A』紹介映像「メガカラマネロ」より)
Xでは「メガカラマネロ」と同時に、ポケモンも強い影響を受けたといわれる特撮作品『ウルトラセブン』に登場する「チブル星人」もトレンド入りした。
チブル星人は宇宙でもトップクラスの頭脳を持つとされる「頭脳星人」で、催眠状態になった子供たちを利用して地球侵略を企てていた宇宙人。
メガカラマネロとは見た目も含めて共通点が多く、ポケモンと同時に『ウルトラセブン』を知るユーザーから多くの反響が寄せられている。
