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『ホロウナイト シルクソング』海外レビューでメタスコア平均「92/100」ユーザースコア平均「9.0」の高評価。「高まった期待を見事に乗り越えた」と好評。回復アイテムや寄り道を上手く使うことで「思わず笑ってしまうような難しさも個性」になるとのコメントも

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オーストラリアのインディーゲームスタジオTeam Cherryが9月4日に発売した『ホロウナイト シルクソング』が、海外レビュー集積サイトMetacriticにて、平均レビュースコア「92点」をマークした。

この点数は、「90点」であった前作『ホロウナイト』をわずかながら上回る高得点となっている。

記事執筆時点では、スイッチ2版PS5版に18件、XBOX版に7件、PC版に31件の合計74件のレビューが寄せられており、スイッチ2版、PS5版、PC版では92点、Xbox版は89点の高評価を獲得している。

『ホロウナイト シルクソング』海外レビューでメタスコア平均「92/100」と高評価を獲得_001
(画像はMetacriticのレビューページより)

満点の100点を出しているEurogamerは、本作を「このゲームには打ちひしがれながらも思わず笑ってしまうような意地悪な一面があり、それが個性となっている」と評価。

本作において議論を呼んでいる難易度面について、高難度であることは認める一方、あくまで綿密に難しく設計されたものであり、難しすぎて思わず笑ってしまうような点は、意図的に作られた本作の個性だとしている。

また「行き詰る」ことによって、回復や強化アイテムを収集するための寄り道、アクション操作や装備構成を何度も試行錯誤を、SNSでの攻略法の共有などが行われることは、本作の醍醐味だとも述べている。

90点の高評価を下しているIGNは、「本作は非常に高い期待を見事に乗り越え、『ホロウナイト』の続編としても、『ホロウナイト シルクソング』単体としてもとても素晴らしいゲームとして成り立っている。」と称賛。

とくに、無言だった前作主人公とは対照的に、主人公のホーネットが話せることで、物語に関わる要素が明快に説明されるようになっている点や、前作ではあとから追加されたマップピンシステムが発売時から利用可能だった点を評価している。

一方、敵や環境によるダメージが増えた点や、リスポーンベンチの間隔が極端に広いエリアが存在すること、別エンディングの開放に退屈なアイテム収集クエストをせねばならない点などを不満点としている。

『ホロウナイト シルクソング』は、2017年に発売された、探索型2Dアクションゲーム『ホロウナイト』の続編にあたる作品。今作の主人公は、前作にも登場した高貴なる血筋の女戦士「ホーネット」。シルクと歌が支配するムシの王国“ファールーム”に連れてこられた彼女は、様々な土地を旅しながら、古の謎を解き明かし、王国の頂を目指すことになる。

ホーネットは前作の主人公よりも回避、ダッシュ、攻撃といったアクションがよりスピーディでスタイリッシュとなっており、今作は様々な強力なスキルを駆使した、アクロバティックなアクション満載の戦闘を楽しむことができる。

また、本作には200種類以上の敵に40種類以上の強力なボスが登場。ホーネットは新要素「クラフト」で作ることができる多種多様な武器、罠、アクセサリを駆使して、立ちはだかる敵たちに立ち向かっていく。

『ホロウナイト シルクソング』は、PC(Steam、GOG、Humble Bundle)、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 4、PlayStation 5、Xboxで配信中。Xbox Game Passにも対応しており、価格は2300円。

ライター
JRPGとともに少年時代を過ごし、大学在学中に『VALORANT』にはまってからは、すっかりeスポーツの虜に。 プレイするのも観戦するのも好きだが、最近はランクマッチから逃げつつある。 重い腰を上げさせてくれるような戦友を募集中。

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