KADOKAWAは、世界各地における神話で共通するテーマと各地域の特色をまとめた書籍『世界神話事典』について、ふたつのシリーズ作品を「44%オフ」で購入できるKindleセールを開催している。
『世界神話事典』シリーズは、民族学者の大林太良氏や文化学者の伊藤清司氏、神話学者の吉田敦彦氏・松村一男氏らが、創作の世界にも登場する「神話」について詳しく解説するとともに、人類の核心や種族の歴史へ迫る解説書である。
『世界神話事典 世界の神々の誕生』では日本のほか、ギリシア・ローマ、エジプトなどの古代文明に由来するものや、口伝で伝承されてきたシベリアなど、19の地域と民族に大別して世界の神話における共通点や特色をわかりやすく紹介している。

一方、もうひとつの『世界神話事典 創世神話と英雄伝説』では、人類や「死」の起源、英雄伝説、洪水神話などの共通点を13種のテーマから分野別・項目別に分けて紹介。各地の特性を解説するとともに、民族・種族の歴史や性質について掘り下げていくものとなっている。
各書籍の巻末には索引のページも用意されており、創作のヒントや既存の作品における関連要素を調べる際に活躍するようだ。
