一般社団法人RTA in Japanは11月2日、「RTA in Japan Winter 2025」の採用タイトル一覧を発表した。
今回の「RTA in Japan Winter 2025」は12月25日から12月31日にかけて開催予定。なお詳細なゲームスケジュールは11月9日にあらためて発表されるようだ。
『RTA in Japan Winter 2025』の採用ゲームを発表します!https://t.co/QYDWdo0xfi
— RTA in Japan (@RTAinJapan) November 2, 2025
オレンジ色が「採用」、緑色が「バックアップ」となります。
ゲームスケジュールの発表は11/9(日)を予定しています。#RTAinJapan
採用タイトルは、ジャンルや発売年によらず様々なものが選ばれている。有名タイトルとしては『モンスターハンターワイルズ』『スーパーマリオギャラクシー』『ピクミン4』『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』などが採用されているほか、『ゼルダの伝説』シリーズからゲーム&ウォッチ版を含めた5作品が採用されている。
その他の注目タイトルとしては、『Refind Self: 性格診断ゲーム』が採用され反響を呼んでいる。本作の「落ち着いた雰囲気のゲームを通して性格を診断する」という内容と、効率を極めたRTAとのギャップが話題となっているようだ。
RTA in Japan Winter 2025に『Refind Self: 性格診断ゲーム』を走ることになりました!
— 利休りきゅう (@rikyu200620) November 2, 2025
このRTAを披露できること、そしてすでに多数の困惑した反応を見れたことに、口角が下がりません!
どうぞお楽しみに! https://t.co/3cesZd3m9R pic.twitter.com/vGj8bkIIMN
また、『A Dance of Fire and Ice』という高難度リズムゲームの「100% Pure Perfect」というカテゴリが採用されたことも話題を呼んでいる。これは全マップを全てパーフェクト判定で通常クリアする必要があるカテゴリで、記事執筆時点で記録サイトに記録を残せているのは世界で1人しかいないカテゴリとなっている。
A Dance of Fire and Iceというリズムゲームの100% Pure Perfectというカテゴリで採用頂きました!!
— からーげくん (@KRAG20_owatta) November 2, 2025
全マップの通常クリアとスピードトライアルをクリアするだけではなく、通常クリアの部分を全てパーフェクト判定でクリアする若干ヤバめのカテゴリとなっております 頑張るぞ~~!!! https://t.co/uEgav7fZ7m pic.twitter.com/MQ5cAOIe7J
そのほかにも『スーパーマリオワールド』をマントやヨッシー禁止で20分クリアするカテゴリや、『Punch-Out!!』というボクシングゲームを目隠しでクリアするカテゴリなど、見どころ満載のチャレンジが多数採用されている。
なお、今年8月に行われた「RTA in Japan Summer 2025」では、任天堂から指摘があり、任天堂が著作権を有するゲームの採用が全て見送られるといった一件があった。
RTA in Japanは、任天堂株式会社と許諾に関する協議を開始すると発表していたが、今回「RTA in Japan Winter 2025」において多数の任天堂作品が採用されたことから、正式に許諾を受けることができたとみられる。
