東京ゲーム音楽ショー公式は11月4日より、今後の「東京ゲーム音楽ショー(TGMS)」開催に向けての応援をファンに向けて呼びかけている。
具体的には、同イベントにてこれまで販売してきたオリジナルアルバムを、BOOTHにて購入してほしいといった内容だ。なお、現在は同時に販売中の「定時希望アクリルスタンド」が売れているという。
本イベントは、ゲーム音楽好きに贈る、ゲーム音楽コンポーザーが集うゲーム音楽家の見本市。『ダンガンロンパ』や『逆転裁判』、『シュタインズ・ゲート』や『真・女神転生』などの著名な作品の作曲を手がけた錚々たる作曲家たちが参加している。
【切実に拡散希望】
— 東京ゲーム音楽ショー (@TGMS_PR) November 4, 2025
TGMS副主催・広報担当のひらいしんです。
いつも北海道から遠隔でTGMS運営をサポートしています。
今日は皆さんに、今後のTGMについて非常に大事なご相談と、ご協力のお願いがあり、ポストします。
少し長くなりますが、どうか最後まで読んでくれると嬉しいです。 #TGMS2026 pic.twitter.com/hQu1IAeaHf
東京ゲーム音楽ショーは、2014年より開催されている、ゲーム音楽ファン有志によるボトムアップ型のイベント。『ダンガンロンパ』などで知られる高田雅史氏や『カービィのエアライダー』にも参加する岩垂徳行氏など、実際にゲーム音楽を作曲している方々が出展。物販ブースをはじめ、サイン会やトークショー、ステージでのライブなどを実施している。
今回の発表の背景として、TGMSは特定の企業がバックにいるイベントではなく、主催が個人の本業で働きながらその収入で開催費用を準備し、赤字も背負って続けてきたイベントであることを説明。しかし現在、主催の体調が万全ではなく、治療が続いている状態であるようだ。
そのため、現在は開催費用の準備自体も難しい状況であることを報告。運営をサポートしてきた副主催の立場からしても、主催にこれ以上無理をさせられないという歯がゆい思いでいるという。

しかし、主催本人の「なんとか再開したい」という強い意志、あの空間、熱量、魂の置き場所を無くしたくないという想いから、未来開催に向けての「芽」を残すためにファンへの応援を呼びかけている。具体的には、TGMSがこれまで販売してきたオリジナルアルバムをBOOTHにて購入することで、その売上が運営のパワーに繋がるとして、支援を呼びかけている。
だが、現時点では「アルバムが売れたから開催できる。」ともいえない状況であることも伝えている。ただTGMS公式は、「開催の芽は残るわけで。再開を信じて、今できることをしたいと思っています。」と未来への希望を語っていた。
東京ゲーム音楽ショーのアルバムは公式BOOTHにて現在販売中だ。公式では、「ファンの「1枚」が本当に力になります。どうか、皆様のお力を貸してください。」と応援を呼び掛けている。なおBOOTHでは「定時希望アクリルスタンド」も販売中だ。
