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人間の「やらかし」で絶滅させてしまった生きものを解説する本『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。ステラーダイカイギュウやニホンオオカミなどの絶滅してしまった生物を、イラストとマンガ付きで解説

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株式会社⼆⾒書房は、『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』を10⽉29⽇に発売した。

本書では、人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちが、オールカラーの美しいイラストとマンガで、豊富な説明文とともに紹介、解説されている。価格は1760円(税込)。

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』は、11月1日から開催されている国立科学博物館の特別展「大絶滅展」の関連書籍となっている。

本書では、特別展のテーマとなっている、地球上で過去に5度起きた大規模な生物の大絶滅「ビッグファイブ」で絶滅した生きものではなく、ビッグファイブ以降にヒトの手で絶滅した生きものを紹介。

人間の手で絶滅させてしまった生きものを知ることで、今後の生態系や地球環境の保全に向けて、人間には何ができるのかを深く考えさせる一冊となっている。

<目次>

■ 絶滅生物へのお詫び(ヒトによる取り返しがつかないやらかしについて)
■ この本の見方

■ そもそも絶滅って?
絶滅ってどんなこと?
・絶滅の原因
・地球が変化するときの大きなエネルギー

■地球と大量絶滅
5度の大量絶滅(ビッグファイブ)
 ・約4.44億年前のオルドビス紀末
 ・約3.724億年前のデボン紀後期
 ・約2.52億年前のペルム紀末
 ・約2.01億年前の三畳紀末
 ・約6600万年前の白亜紀末
 ・生物の絶滅と進化

■ ヒトの出現
狩るか狩られるか ― ヒトの出現(更新世)
ヒトが集団になると……(完新世)

■ 大迷惑なヒト
ヒトの欲望と結果(近現代)
ヒトが持ちこんだもの
ヒトが生みだす環境破壊
第6の絶滅期

■ 古代の絶滅生物
ネアンデルタール人
ホラアナグマ
グリプトドン
スミロドン
ダイアウルフ
ホラアナライオン
テラトルニスコンドル
メガテリウム
ケナガマンモス

コラム:絶滅生物の再発見?

■ 近現代の絶滅生物
ステラーダイカイギュウ
エピオルニス
ジャイアントモア
ハーストイーグル
ドードー
オーロックス
ブルーバック
オオウミガラス
メガネウ
ケープライオン
クアッガ
ポルトガイアイベックス
バッドランドオオツノヒツジ
リョウコバト
ワライフクロウ
フクロオオカミ
チビミミナガバンディクート
ヒースヘン
ハシジロキツツキ
カンザシバト
キタハ―テビースト
カリブモンクアザラシ
バルバトスアライグマ
ジャワトラ
カモノハシガエル
ヨウスコウカワイルカ
ピンタゾウガメ
タイワンウンピョウ
キタシロサイ

コラム:絶滅生物の再発見と外来生物

■ 日本の絶滅生物
ニホンオオカミ
オガサワラガビチョウ
リュウキュウカラスバト
クニマス
ニホンアシカ
ミナミトミヨ
トキ
ニホンカワウソ

コラム:これ以上、ヒトがやらかさないためにできること

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_001

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』は発売中。価格は1760円(税込)だ。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


ごめんなさい、私たちヒトのせいで、この生物が滅んでしまいました──。『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売!

株式会社⼆⾒書房は『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』(監:木村由莉 絵と漫画:ウラケン・ボルボックス 文:山﨑実香)を2025年10⽉29⽇(水)に発売いたしました。

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_002

いなくなってしまったユニークな生物たちを豊富なイラストとマンガで解説!

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_003

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_004

11/1(土)から開催されている国立科学博物館の特別展「大絶滅展」の関連書籍

私たちヒトは、地球上に登場して以来、多くの生きものたちを滅ぼしてしまいました…。かつてこの地球上に生息していたにもかかわらず、ヒトに見つかってしまったために悲しくも絶滅してしまった生きものたちを、オールカラーの美しいイラストとマンガ、豊富な説明文とともに紹介し、楽しく解説していきます。監修は、国立科学博物館生命史研究部進化古生物研究グループ研究主幹の木村由莉先生。

人間の「やらかし」が他の生物に与えた影響を忘れないための本

東京・上野にある国立科学博物館にて「大絶滅展-生命史のビッグファイブ」が特別展として2025年11月1日土曜日から2026年2月23日月曜日(祝)まで開催されます。

本書はその大絶滅展の関連書籍として発売。

地球には過去に5度「ビッグファイブ」と呼ばれる大規模な生物の大絶滅が起こっており、それぞれの時期にすんでいた生きものの大半が死滅したと考えられています。

しかし、本書ではあえてビッグファイブで絶滅した生きものではなく、ビッグファイブ以降にヒトの手で絶滅した生きものを紹介。

特に現代は「第6の大絶滅期」とも呼ばれています。人間の身勝手な狩猟や環境汚染により、多くの生きものが姿を消しました。

人間の手で絶滅させてしまった生きものを知ることで、今後の生態系や地球環境の保全に向けて、私たち人間には何ができるのか、私たちの未来に何を残していけるのか。それらを深く考えさせる一冊です。

著者プロフィール

木村由莉
国立科学博物館生命史研究部進化古生物グループ研究主幹。早稲田大学教育学部卒業、米国サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。専門は陸棲哺乳類化石。著書に『もがいて、もがいて、古生物学者!!』(ブックマン社)、『古生物がもっと知りたくなる化石の話』(岩波ジュニアスタートブックス)他。絵本から一般書まで古生物本の監修多数。

ウラケン・ボルボックス
イラストレーター。広告、書籍、Webを中心にイラスト、漫画、キャラクターデザインを手がける。生物多様性や社会的テーマをイラストと文章で発信し、noteでは歴史・政治・表現に関する記事も多数執筆。主な著作に『侵略! 外来いきもの図鑑』 (PARCO出版)、『すごい毒の生きもの図鑑』(中央公論新社)がある。

山﨑実香
1991年東京都日野市生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。大手学習塾の科学実験教室室長を経て、生物学中心のサイエンスライター、学校法人星槎グループが運営するフリースクール SEISA アカデミー理科実験講師などとして活動。

書籍概要

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_005

だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典

かつてこの地球上に生息していたにもかかわらず、わけあって悲しくも絶滅してしまった生物たちを、オールカラーによる美しいイラストで紹介、豊富な説明文とともに、楽しく解説。

監:木村由莉
絵と漫画:ウラケン・ボルボックス
文:山﨑実香
定価:1,600円+税

判型:四六判
ページ数:159ページ
ISBN:9784576251158
発売日:2025年10月29日

<WEBサイト>
https://www.futami.co.jp/book/6283

関連書籍

『だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典』が発売中。人間によって絶滅してしまったユニークな生物たちを紹介する書籍_006

ビッグファイブ大絶滅図鑑

過去の地球に起こった、5回の大量絶滅(ビッグファイブ)に迫る。
『ビッグファイブ大絶滅図鑑』絶賛発売中!

著:川崎悟
司監:海保邦夫
定価:1,600円+税

判型:四六判ページ数:175ページ
ISBN:9784576251141
発売日:2025年10月29日

<WEBサイト>
https://www.futami.co.jp/book/6282

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ライター
JRPGとともに少年時代を過ごし、大学在学中に『VALORANT』にはまってからは、すっかりeスポーツの虜に。 プレイするのも観戦するのも好きだが、最近はランクマッチから逃げつつある。 重い腰を上げさせてくれるような戦友を募集中。

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