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TGA「Best Debut Indie Game」部門ノミネート作『Megabonk』制作者が「デビュー作とは言えない」として賞を辞退。TGA創設者ジェフ・キーリー氏は「彼の正直さに感謝する」とコメント

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11月19日、個人ゲーム開発者のverinad氏は、自身の作品『Megabonk』がThe Game Awardsの「Best Debut Indie Game」部門にノミネートされたことに対して、「異なるスタジオ名でゲームを作ったことがあり、デビュー作とは言えない」として、ノミネートを辞退したことを発表した。

(和訳)

私はThe Game Awards から撤退します。

『Megabonk』がTGAにノミネートされたことは名誉であり夢ですが、残念ながら「Debut Indie Game」カテゴリーに該当しないと考えています。

私は過去に異なるスタジオ名でゲームを作ったことがあるので、『Megabonk』はデビュー作とは言えません。

これに対しTGA創設者のジェフ・キーリー氏は「彼の正直さに感謝します」とコメントし、「Best Debut Indie Game」部門から『Megabonk』を除外したことを発表した。

(和訳)

『Megabonk』は「Best Debut Indie Game部門」のノミネート作ですが、彼はverinadという名前で新進クリエイターとして自分を提示していたものの、実際には確立されたソロ開発者であることを明確にするために連絡してきました。

彼の正直さに感謝します。結果、『Megabonk』はこの部門から除外されます。

「Best Debut Indie Game」は、新しい独立したスタジオが制作したデビュー作に送られる賞で、ユーザーからの投票も受け付けていた。今回は『Blue Prince』や『DISPATCH』などのゲームがノミネートされており、『Megabonk』もノミネート作品として取り上げられていたが、今回の辞退によって、投票の対象から外れることとなる。

TGA「Best Debut Indie Game」ノミネート作『Megabonk』制作者が「デビュー作ではない」として賞を辞退_001
(画像は『Megabonk』Steamストアページより)

『Megabonk』はローグライク系サバイバルゲームだ。大量の敵やボスを倒しつつ、自キャラを強化しながら生き残ることを目指すゲームで、Steamでは「非常に好評」を獲得している。

制作者のverinad氏は「ノミネート、サポーター、投票に本当に感謝しているが、このカテゴリーではしっくりこない」「素晴らしい他のデビュー作に投票してください」とコメントしている。

ライター
2003年生まれ。 『オクトパストラベラー』と『オーバーウォッチ』に脳を焼かれているゲーマー。RPG好きの一家に生まれ育ち幼稚園の頃からコントローラーを握りしめる。ゲーム好きの友人たちと夜な夜な通話をつなぎ、いろいろなゲームで遊ぶのが生きがい。

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