富士見ファンタジア文庫の公式Xアカウントは、小説『機動転生』の刊行を発表した。同作の著者・賀東招二氏とメカデザイン・海老川兼武氏は、どちらもアニメ『フルメタル・パニック!』でタッグを組んでいた二人だ。また、同作のイラストレーターには小説『ソードアート・オンライン』などでイラストを務めたBUNBUN氏が担当し、豪華な面々が集う新刊となる。
【情報解禁】
— 富士見ファンタジア文庫公式/11月20日新刊発売 (@fantasia_bunko) November 20, 2025
賀東招二 新作
『機動転生』刊行決定!
著:賀東招二(@gatosyoji)
イラスト:BUNBUN(@BUNBUN922)
メカデザイン:海老川兼武(@KANETAKE)
超豪華チームが放つ超強力新作!!
続報を楽しみにお待ちください!!!
《カクヨム連載版はこちら》https://t.co/8QCBGcTLjh pic.twitter.com/D5CEM49Fe9
小説『機動転生』は、小説『フルメタル・パニック!』シリーズや、小説『甘城ブリリアントパーク』など数多くの作品で知られる作家・賀東招二による作品だ。
同作は、もともと著者である賀東氏が趣味でWeb小説投稿サイト「カクヨム」に投稿した小説であり、当初の作品名は「目が覚めたら全高18メートルの人型機動兵器だった。しかも試作型。」であった。同作の投稿時にはSNS上で非常に大きな反響があり、結果として同氏によって現在まで連載が続いている。
賀東氏は同作の書籍化について、自身の近況ノートでその背景を公表している。そちらでは、書籍化の打診自体は第2話のころ、つまり第1話掲載から4日後には既に書籍化の連絡があったことや、とはいえ行き当たりばったりで書いてることから、1冊分書けるのを待ってもらった上で今回の書籍化発表となったことが明かされている。
また、同作のメカデザインは海老川兼武氏が担当する。海老川氏はアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』やゲーム『アリス・ギア・アイギス』など数多くのタイトルでメカニカルデザインを担当している。今作著者の賀東氏との関係では、賀東氏の同名小説を原作としたアニメ『フルメタル・パニック!』で海老川氏がメカデザインを務めており、そのつながりで今作のメカデザインも担当するようだ。
くわえて、同作のイラストレーターは、BUNBUN氏が担当する。BUNBUN氏はアニメ『結城友奈は勇者である』のキャラクターデザインや、アニメ『終末のイゼッタ』のキャラクター原案など数々の作品を担当している。また同氏の別名義であるabec氏名義では、小説『ソードアートオンライン』シリーズのイラストを担当している。このため、同作は非常に豪華な3名が集結した一作と言える。
小説『機動転生』は、カクヨムにて現在連載中だ。刊行予定日などについては続報を待ちたい。
