CD PROJEKTは日本時間11月27日、2025年第3四半期の決算発表において、オープンワールドアクションRPG『サイバーパンク2077』の累計販売本数が3500万本を突破したことを明らかにした。
本作は発売以降も拡張パック「仮初めの自由」のリリースや継続的なアップデートを経て、長期的なセールスを記録し続けている。
『サイバーパンク2077』世界累計販売本数は3500万本を突破しました!ありがとうございます!🙏 https://t.co/xX8TfilGaW
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) November 26, 2025
今回発表された数値は2025年11月26日時点での集計結果であり、ゲーム単体および『アルティメットエディション』の販売数を含んだものである。発売から時間が経過しているものの、根強い人気と新規プレイヤーの獲得により、大台となる記録を達成した形だ。
また、同作はPlayStation Plusのゲームカタログ(プレミアムおよびエクストラ)にも新たに追加されており、今後さらなるプレイヤー層の拡大が見込まれる。

決算資料では販売本数の更新に加え、開発体制の現状についても詳細が触れられている。現在、同社は『サイバーパンク2077』の続編となるプロジェクト(コードネーム:『Cyberpunk 2』)の開発に向けた基盤構築を進めており、北米ボストンのスタジオを中心としたチームの規模を拡大させている。

資料によると、2025年10月31日時点での『Cyberpunk 2』開発チームの人員は135名となっており、同年7月末時点の116名から増加していることが確認できる。
一方で、次回作となる『ウィッチャー』シリーズの新作『ウィッチャー4』には、同時点で447名の開発者が従事していることが示された。これは同社内で最大規模のチーム編成であり、全開発人員851名のうち過半数を占める主力プロジェクトとして、開発が本格的に進行している状況がうかがえる。
