フロム・ソフトウェアより12月4日に発売予定の『エルデンリング ナイトレイン』のDLC「The Forsaken Hollows」について、ゲーム内に「毒沼」が実装されることが判明した。海外メディアGameSpotが報じている。
GameSpotは現地時間12月2日、先行プレイ動画およびディレクター・石崎淳也氏へのインタビューを公開。その中で「毒沼」がいつの間にか実装されていたことや、新キャラクター「学者」や「葬儀屋」の能力についても紹介している。
※本記事および下記動画は発売前のDLC情報を一部含むため、閲覧の際にはご注意ください。
インタビューでは、石崎氏は本作について「ほぼ私たちの期待通りの結果になりました」と語っている。フロム・ソフトウェアによるマルチプレイヤーに特化した初の作品に対する反響については「その点では間違いなく成功と言えるでしょう」と評価した。
また石崎氏は、発売後の最大の収穫として「バランス調整をうまく行うのに非常に苦労したということ」とコメントしており、発売後DLC発売に向けて多くのことを考えていたことを明かしている。その中で、「新規プレイヤーが入り込めないほどに難しくしたくはないが、DLCをプレイするとき、本作を初めてプレイした時のような感覚を味わってもらいたい。」と話していた。
さらに、本DLCの最大の特徴として新キャラと新ロケーションを挙げている。その中で特に注目すべき点として、リムベルドの各所におなじみの「毒沼」が登場するようだ。毒沼は足を踏み入れると移動速度が低下し、毒や赤い腐敗、発狂といったさまざまな状態異常が引き起こされるという。
なお毒沼について石崎氏は、ミームは私たちも認識していると語っている。さらに、ゲーム内に毒沼を絶対に作らなくてはいけないといったルールがあるわけではないものの「私たちのゲームには沼地がどうしても登場してしまうんですよね。結局はそういう風になってしまうんです。」となぜか結果的に毒沼が登場してしまう事実を述べていた。

また、あわせて公開された先行プレイ映像では、DLCにて追加される「学者」「葬儀屋」を実際に使用している様子が確認できる。12月2日には「Bandai Namco Entertainment America」にて「葬儀屋」の最新映像が公開となったが、動画では同キャラの詳細な能力まで明かされている。
映像によると「葬儀屋」のパッシブアビリティは、味方がアーツを発動すると、一定時間内であれば自身も無償でアーツを発動できるという強力なものとなっている。スキルは、発動すると自身の移動速度が上昇し、スタミナを消費することなくダッシュと同じ速度で移動可能となる。また、回避がステップに変化し、攻撃に対する耐性とコンボ攻撃力も上昇するという。
アーツは、プレイヤーが指定した方向へ飛び上がり強力な一撃を放つというもの。この技は空中でも発動可能なため、ジャンプと組み合わせることでさらなる機動力を持たせることが可能だ。また、味方のアーツ発動で自身のゲージを使わずに繰り出すことも可能となるので、仲間との連携がカギとなりそうだ。

『エルデンリング ナイトレイン』のDLC「The Forsaken Hollows」は12月4日に配信予定だ。
