Hyper Gamesは12月11日、Steamにて『ムーミントロール:冬のぬくもり』の体験版を配信開始した。
本作は、トーベ・ヤンソン氏による世界中で愛される絵本『ムーミン』を原作とした、心あたたまる冒険を描くアドベンチャーゲームだ。製品版の発売日は2026年を予定している。
『ムーミントロール:冬のぬくもり』は、2024年3月に発売された『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』の開発チームが手がける新作ゲームだ。1957年に初版が発行された『ムーミン谷の冬』に基づいて開発されているという。
直接的な続編ではないもののいくつもの共通点があり、心のどこかでふたつのつながりを感じられるようなシリーズ作品でもある。
本作の主人公を務めるのは、原作『ムーミン』シリーズの主人公でもある「ムーミントロール」。
冬眠の最中、春がまだ遠いのに目を覚ましてしまったムーミントロールは、見慣れたはずのムーミン谷が雪で覆われ、目に映るものすべてが初めての世界でひとりぼっちになってしまう。
そこで誰かそばにいてくれる人を見つけて冬を追い払いたいと思い、仕方なく未知の世界へと歩き出し、ムーミン谷や周りの森、山々を探索していくことになる。
また、作中では北欧の自然にインスパイアされた美しい世界を探索したり、いつもの仲間たちや新しい友達と出会い、お願い事を聞いたりパズルを解いたりして彼らを助けてあげることにもなるという。
(画像は『ムーミントロール:冬のぬくもり』のSteamストアページより)
今回配信された体験版は『ムーミントロール:冬のぬくもり』の物語のほんの一端をプレイすることが可能で、開発者いわく「一口サイズ」のものとなっている。
そして体験版の中では、「オオカミになりたい」と夢見る孤独な子犬「Sorry-oo(めそめそ)」と出会うことになるようだ。

『ムーミントロール:冬のぬくもり』は2026年に発売予定。現在Steamにて体験版が配信中だ。



