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一人称視点のダークファンタジー風アクションゲーム『DECREPIT』の最新映像が公開。死ぬたび装備を失い、地下牢の別の独房からやり直すソウルライク作品。荒れ果てた中世城塞を知識と奪った装備だけで突破する

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12月12日配信の「The Game Awards 2025」にて、一人称視点アクションゲーム『DECREPIT』の最新映像が発表された。

本作は、荒れ果てた城からの脱出を目指すソウルライク作品だ。プレイヤーは死ぬたびに装備を失い、再び城の地下牢へと引き戻される。

リスタート地点となる独房は毎回異なり、頼れるのは周回によって蓄積される知識と、アンデッドから奪った装備だけとなる。繰り返し挑むことで城の構造や敵の配置を理解し、最初は果てしなく思えたルートが次第に短縮され、かつて行き詰まったボスのもとへ一直線に向かえるようになるという“学習による圧縮”が本作の核にある。

戦闘はスタミナ制の一人称視点で、位置取りやタイミング、敵が発する攻撃予兆の読み取りが決定的な意味を持つ。武器ごとに軽攻撃と重攻撃のパターンが用意され、魔法は近接攻撃の合間に差し込むことでコンビネーションが成立する。スタミナの管理を誤れば一気に反撃を受けるため、慎重な判断が求められる作りだ。

一人称視点のダークファンタジー風アクションゲーム『DECREPIT』の最新映像が公開。死ぬたび装備を失い、地下牢の別の独房からやり直すソウルライク作品。荒れ果てた中世城塞を知識と奪った装備だけで突破する_001

ビルドの基盤となる装備は、武器・杖・防具の三つのみを携行でき、各装備は「メイジ」「ウォリアー」「ローグ」「シャーマン」といったアーキタイプに分類される。同系統の装備を揃えることでセットボーナスや固有アビリティが開放され、敵からのドロップをどう組み合わせるかでプレイスタイルが変化する。拾った装備で臨機応変に立ち回るか、特定のセットを狙って周回するかはプレイヤー次第だ。

舞台となる朽ちた中世の監獄兼城塞は、地下牢の息苦しい通路から、雨に濡れる中庭、警備兵が朽ちたまま持ち場を守り続ける回廊まで、多層的に連結された構造をもつ。マップもクエストマーカーも存在せず、環境を観察し、道を覚え、敵の動きを理解することで少しずつ全体像が明らかになっていく“手探りの探索”が貫かれている。各エリアには強力なボスが立ちはだかり、道中には稀少な恒久アップグレードも潜んでいる。

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死によるリセットと経験の蓄積を往復しながら、重苦しい城の仕組みそのものを攻略していくのが『Decrepit』の醍醐味だ。コントローラーとマウス+キーボードの両方に対応し、シングルプレイ専用で展開される。

■画像はいずれも映像よりキャプチャしたものです。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれる公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が多いから、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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