「粗削り、だから面白い」がコンセプトのゲーム開発スタジオ『ダグドリア スタジオ』は12月12日、“文字だけRPG”『サーガ&シーカー』(通称「サガシカ」)のクローズドβテストの結果を発表した。
『サーガ&シーカー』は、文章生成AIの技術を用いた「物語錬成ゲーム」。「なりきりチャット」や「TRPG」などのキャラクター遊びをデジタルゲーム化したもので、従来のアドベンチャーゲームような選択式ではなく、やりたいことを“自由に書き込む”だけで遊べるのが特徴だ。
プレイヤーが操作するキャラのみならず、物語に参加するNPCも自由に作成可能で、性格や口調まで自由入力で細かく設定できる。
キャラクターシートやクエストログはhtml形式で出力して簡単に共有でき、他のプレイヤーが作ったキャラやシナリオを読み込んで遊ぶことも可能となっている。
11月26日から12月9日にかけて開催されたクローズドβテストに参加したテスターは約500人で、2週間の実施期間中にプレイヤーが生み出した物語の総文字数はおよそ3.5億文字分。
原稿用紙に換算すると88万枚分相当の文字数であり、縦に積み上げれば自由の女神像とおおよそ同じ高さとなる。
プレスリリースではクローズドβテストに参加したテスターのプレイ時間統計も公開されており、2週間(336時間)での平均プレイ時間は約20時間に。
さらには、100時間以上遊んだテスターが全体の3%いたとのこと。実に期間中の3分の1の時間をつぎ込んだプレイヤーが、およそ15人ほどいた計算になる。
第一回クローズドβテストが好評を博したことに伴い、『サーガ&シーカー』では第二回クローズドβテストの実施も決定した。想定以上のプレイ頻度とプレイヤー人数が見込まれることから、サーバー周りの強化が必須であるとの判断に至ったとのことだ。
これに伴い、リリース時期は2026年1月予定に変更されている。第二回クローズドβテストの詳細については、後日発表されるとのことだ。
『サーガ&シーカー』は現在Steamストアページが公開されている。クローズドβテストやリリース時期についての詳細は、公式Xアカウントをチェックしてほしい。
プレスリリース全文はこちら
たった2週間で3億5000万字もの“プレイヤーの物語”が生み出された!生成AIを使ったTRPG風ごっこ遊びゲーム『サーガ&シーカー』がクローズドβテストの結果を発表。大好評につき第二回の実施も決定
「粗削り、だから面白い」がコンセプトのゲーム開発スタジオ『ダグドリア スタジオ』は、キャラクター同士の会話で物語が進んでいく“文字だけRPG”『サーガ&シーカー』(通称「サガシカ」)のクローズドβテストを実施し、その結果を発表しました。
テスターとして参加したのは、約500人のプレイヤーたち。
そして、2週間の実施期間でプレイヤーがゲームを通じて生み出した物語の総文字数は、およそ3.5億文字分という結果になりました。
◆原稿用紙に換算すると、88万枚分相当
これは、物理的に原稿を積み上げると「25階建てのビルに相当する高さ」であり、「自由の女神(約93m)に迫る高さ」に相当します。
他で例えるなら、
- 一般的な新書/小説だと、3500冊分
- 『広辞苑』なら、およそ35冊分
- 『ハリー・ポッター』全7巻セット(日本語版)の約55セット分
- 『源氏物語』なら、350本分
少人数のクローズドなテストかつ短い実施期間だったことを考えると、プレイヤーの皆さんとても高い熱量で遊んで頂けたことが伺える数値と言えるでしょう。
実際、Steamのプレイデータを見てみても、平均プレイ時間が19時間41分、中央値換算でも4時間50分と、かなりやり込んだプレイヤーが多かったことが見てとれます。
プレイ時間の内訳を見ても、20時間以上遊んだプレイヤーが約4割、さらに100時間以上遊んだプレイヤーも3%ほどいるなど、その熱中っぷりは本物です。
2週間(336時間)のテスト期間中に100時間ということは……実に生活の1/3に時間を『サーガ&シーカー』に捧げて頂いたことになります。誠にありがとうございます。
◆『サーガ&シーカー』第二回クローズドβテストの実施が決定
想定を上回る好評と、プレイヤーの皆さまから頂いたさまざまなフィードバックを鑑み、第二回クローズドβテストの実施(12月末予定)を決定いたしました。
またそれに伴い、当初予定していたリリース時期(12月中)を変更し、2026年1月のリリースに延期することを決断いたしました。
正式リリースに向けて、ゲーム内容のさらなるブラッシュアップが求められること。
加えて、想定以上のプレイ頻度と参加人数が見込まれることから、サーバー周りの強化が必須であるとの判断に至った次第です。皆さまのご理解とご協力を賜れればと思います。
なお、第二回クローズドβテストの具体的な日時は、後日発表させて頂きます。
『サーガ&シーカー』ゲーム紹介
『サーガ&シーカー』は、文章生成AIの技術を用いた「物語錬成ゲーム」。「なりきりチャット」や「TRPG」などのキャラクター遊びをデジタルゲーム化したような、令和版“キャラ創作あそび”ゲームです。
従来のアドベンチャーゲームような選択式ではなく、やりたいことを“自由に書き込む”だけで作ったキャラクターが生き生きと動き出し、唯一無二の物語を生み出すことができます。
タイトル公開トレーラー映像はこちら:https://youtu.be/Lqo47QDhDV0
・「やりたいことを書き込む」だけのシンプルなゲームプレイ
このゲームは、文章生成AIによる「物語の描写」とプレイヤーの「行動の入力」を繰り返して進んでいきます。入力する内容は完全にプレイヤーの自由となっており、どんな入力をしてもAIがそれを元に物語を紡ぎあげてくれます。

・キャラ作成も自由入力で
『サーガ&シーカー』ではプレイヤーが操作するキャラクターだけでなく、パーティに編成するNPCもプレイヤーが自由に作成可能。ステータスやスキルのカスタマイズはもちろん、性格や口調など、細かい設定を自由入力で思うままに書き込むことができます。
もちろん、これらのテキストはAIによって実際にゲームプレイに反映されるので、生き生きと動き出すキャラクターたちと一緒に冒険するだけでなく、作ったキャラクター同士の会話まで楽しめるのが特徴です。
・想像力を発揮する、体験のカスタマイズも無限大
キャラクターと共に飛び込むシナリオは、シリアスからギャグまで様々なジャンルから選ぶことができます。プレイヤーがオリジナルのシナリオを作成し、読み込んで遊ぶことも可能です。
シナリオをクリアすると、物語の内容に合わせた「スキル」や「思い出」が自動生成され、唯一無二の経験がキャラクターに蓄積されていきます。キャラクター情報はいつでも編集できるので、キャラクター同士の関係性もプレイヤーの思いのままです。
・あなたの創作を共有しよう
作成したキャラクターのデータや、遊んだシナリオのログはhtml形式で出力が可能。SNSなどで簡単に共有し、スマホからでも見ることができます。
キャラクターシートの読み込み機能を使えば、知り合いの分身やお気に入りのシナリオの登場人物を自分のパーティメンバーとして連れて行く、なんてことも。
プレイヤー自身の想像力で、自分のためだけの物語を好きなキャラクターと一緒に遊べるゲーム。それが『サーガ&シーカー』です。
『サーガ&シーカー』製品概要
タイトル:サーガ&シーカー
ジャンル:物語錬成ゲーム / 文字だけRPG
対応プラットフォーム:Steam (Windows)
リリース予定日:2025年1月
本体価格:1500円(ゲーム内課金あり)
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3522640/
公式X(旧Twitter):https://x.com/Saga_and_Seeker
公式Discord:https://discord.gg/etMmNwyuxD
開発:ダグドリア スタジオ
ダグドリア スタジオ公式X(旧Twitter):https://x.com/Dagdoria_Studio
◆動画投稿および生放送配信
ゲーム映像を用いた紹介・実況・解説などの動画投稿および生放送配信について、
個人・法人、営利・非営利を問わず許可します。公序良俗を守り、利用者の責任のもとで行ってください。
動画投稿および生放送配信に際して発生した問題については、当社では責任を負いかねます。
投稿・配信の際には、概要欄に下記リンクを掲載くださいますようお願いします。
『サーガ&シーカー』Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3522640/
◆生成AIの使用について
本作はゲームシステムの一部に文章生成AIを使用していますが、ゲーム内で使用しているイラスト、サウンド、その他アセット素材はすべて人間のクリエイターが作成したものを使用しています。ゲーム内で生成される文章を除き、AI生成素材は一切使用しておりません。
『サーガ&シーカー』は、プレイヤーやクリエイターが想像力を発揮し、自分だけの物語を作り出せるゲームでありたいと考えています。
ダグドリア スタジオ概要
「粗削り、だから面白い」がコンセプトのゲーム開発スタジオ『ダグドリア スタジオ』は、”新しい題材”のゲームを”面白さを削らず原石のまま”、ユーザーにお届けしたいという想いから設立しました。
今作の『サーガ&シーカー』は、生成AIという新しいおもちゃを料理した作品です。
生成AIは生成物のコントロールがとても難しいのですが、同時に、想像を超えるものが生まれる面白い一面もあります。あえて無難にせず、このじゃじゃ馬をそのままお届けすることで、ユーザーの皆様に「粗削り、だから面白い」の良さを体験して頂ければと考えております。
ダグドリア スタジオは生成AIだけに留まらず、まだ見ぬ面白さの原石を求めて掘り続けてまいります。
公式X(旧Twitter):https://x.com/Dagdoria_Studio









