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『スト6』翔氏が「ZETA DIVISION」契約終了に伴い12月31日に退団。部門立ち上げと同時に加入し、柔軟な対応力と高精度な操作で活躍。「CAPCOM CUP 11」では優勝を果たすなど、世界最高峰の舞台で存在感を示してきた

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ZETA DIVISIONは12月20日、STREET FIGHTER部門に所属する翔氏が、12月31日をもって契約終了に伴い退団することを発表した。

翔氏は年4月、ZETA DIVISIONのSTREET FIGHTER部門立ち上げと同時に加入。ストイックな姿勢で練習に打ち込み、柔軟な対応力と高精度な操作を武器に、トッププレイヤーとして存在感を示してきた。

なかでも世界最大級の格闘ゲーム大会である「EVO 2025」では、決勝戦で惜しくも準優勝となったものの、世界最高峰の舞台での活躍は多くのファンの記憶に刻まれている。

翔氏は『ストリートファイター6』を競技タイトルとし、メインキャラクターはJP。相手の攻撃を正確なタイミングで防ぐ「ジャストパリィ」を高精度で決めるプレイスタイルに定評があり、配信ではゲーム画面に対して本人の映像比率が大きい独自のスタイルでも知られていた。

ZETA DIVISION加入以前は、福島のプロゲーミングチームFUKUSHIMA IBUSHIGINに所属し、2023年にサウジアラビア・リヤドで開催されたGamers8 2023や、2025年に東京・両国国技館で開催されたCAPCOM CUP 11で優勝という成績を残している。

一方で、10月23日には「神経機能の不調」による健康上の問題を理由に、eスポーツ選手としての引退を発表。世界のトップシーンで活躍していた選手の突然の決断に、国内外の格闘ゲームコミュニティからは驚きの声とともに、回復を願う多くのメッセージが寄せられていた。

ZETA DIVISIONは発表の中で、翔のこれまでの貢献に感謝を示すとともに、一日も早い体調の回復を祈るコメントを発信している。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれる公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が多いから、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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