株式会社スクウェア・エニックスは12月25日、同社の展開する『ドラゴンクエストX オンライン』について、ブラウザ版のサービスを2026年6月25日をもって終了すると発表した。
公式サイトにてブラウザ版サービス終了までのスケジュールが明記されており、2026年1月27日よりブラウザ版の新規登録が停止され、順次利用券の販売を終了する予定となっている。また、ブラウザ版から他機種へのデータ引継ぎについてもアナウンスされている。
【おしらせ】ブラウザ版『ドラゴンクエストX オンライン』のサービスを、2026年6月25日(木)メンテナンス開始をもって終了させていただきます。
— ドラゴンクエストX 公式 (@DQ_X) December 25, 2025
サービス終了までのスケジュールや、他の機種で遊ぶ方法などをご案内します。https://t.co/HMuozYeIrc #DQ10
『ドラゴンクエストX オンライン』は、2012年よりサービスが開始されている『ドラゴンクエスト』シリーズのMMORPG。プレイヤーは、自分だけのキャラクターを作成し、5つの種族が住む「アストルティア」で壮大な冒険を繰り広げていく。
2020年2月より提供されたブラウザ版は、HTML5対応ブラウザを導入しているスマートフォン・タブレット・パソコンなどから、ゲームクライアントのインストールをせずにプレイできるサービス。ブラウザ版の終了理由については、「利用環境や運営コストなどのバランスを鑑みてより効率的に運営していくため」とショーランナーの安西崇氏はコメントしている。
なお、ブラウザ版でプレイしていたゲームデータは他機種と共通となるため、スクウェア・エニックスアカウントの作成から「プレイデータの引継ぎ」を行うことで、引き続き同じゲームデータを使って本作を遊ぶことができる。ブラウザ版を利用している方でサービス終了後もプレイ予定の方は、必ずデータの引継ぎ方法をご確認いただきたい。

また、ブラウザ版サービス終了の同日には、特定の時間帯にて利用券を必要とせず無料でプレイできる「キッズタイム」も終了する。「キッズタイム」はサービス開始の2012年当初、未成年のユーザーが利用券の支払い契約がプレイに対する支障になってしまうことを考慮して設定した取り組みだった。
その後、13年にわたって本作のサービスを行う中で、サービス開始当初に対象としていた未成年のユーザーの多くが成人になったこと、2012年と比較してサブスクリプションサービスが一般化したこと、「キッズタイム」を利用しているユーザーの多くが成人であったこと、という理由から終了という決断に至ったようだ。
【おしらせ】利用券を必要とせず無料でプレイできる「キッズタイム」を2026年6月25日(木)メンテナンスまでをもって終了させていただきます。
— ドラゴンクエストX 公式 (@DQ_X) December 25, 2025
関連する情報は、下記トピックスにてご確認ください。https://t.co/qQVk07301A #DQ10
『ドラゴンクエストX オンライン』ブラウザ版は2026年6月25日のメンテナンス開始をもってサービスが終了する。公式サイトにて詳細なスケジュールおよびプレイデータの引継ぎについてアナウンスされている。
