株式会社KADOKAWA Game Linkageは、書籍『エンタメ(IP)100年史 創業者のエウレカ、継承者の転換』を2月26日に発売した。本書は、電ファミでもたびたび登場している元KADOKAWA社長の佐藤辰男氏が執筆を手がけている。日本のエンターテインメント産業の歩みと創業者の視点を、歴史とともにひも解いていく一冊だ。価格は2200円(税込)。
本書では「おもちゃ」を起点に、アニメ、マンガ、ゲームといったIP産業のルーツを100年前までさかのぼり、日本のエンタメがどのように発展してきたのかを解説している。「創業者たちがどのような着想を得て事業を築き上げたのか」「後継者は時代の変化にどう対応してきたのか」が、実体験も交えて書き記されている。また、出版業界に身を置いてきた佐藤氏の視点から、業界の変遷について具体的に語られている。
構成は、人物に焦点を当てた「列伝パート」と、時代や地域の変化を追う「時と地パート」の2部構成となっている。
「列伝パート」では、飛行機玩具で名をはせたトミーの創業者・富山栄市郎氏や、任天堂の発展を支えた山内溥氏など、玩具やキャラクタービジネスの基礎をつくった人物たちの軌跡を紹介。任天堂やバンダイ、サンリオなど、日本のIP産業を代表する企業の成長過程が取り上げられている。
「時と地パート」では、1983年のファミコン誕生や、2000年代に進んだ玩具・ゲームメーカーの合併など、業界の転換点となった出来事を整理している。さらに、浅草が玩具産業の拠点となった背景や、静岡が“プラモデルの聖地”と呼ばれるようになった経緯など、地域と産業の関係にも触れられている。

『エンタメ(IP)100年史 創業者のエウレカ、継承者の転換』は、全国の書店や各オンラインストアにて発売中だ。
