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今作のフェイタリティもグロかっこいい、残虐格闘ゲーム『Mortal Kombat 11』の最新情報が公開

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 NetherRealm Studiosは、ロサンゼルスで現地時間1月17日に催されたライブイベントにて、残虐格闘ゲームシリーズ最新作『Mortal Kombat 11』(モータルコンバット11)に関する新たな情報を披露した。一段とグロかっこよさが増したフェイタリティシーンをはじめ、新キャラクターや過去シリーズからの再登場キャラクター、ゲームシステムへの変更点など、ゲームプレイ映像をとおして様々な情報が公開された。

 1992年の初代『モータルコンバット』からシリーズをとおしてほとんどの作品に登場しているサブ・ゼロ、スコーピオン、ライデン、ソニア・ブレイドは、今作でも健在。また、前作では参戦が見送られたバラカスカーレットといった過去シリーズの人気キャラクターも再び帰ってくる。新キャラクターのジーラスクローニカは、時間の流れを操る能力が特徴で、今作におけるストーリーの鍵を握る重要人物として紹介された。

 後者はボスキャラクターとして登場することが分かっている。プレイアブルキャラとしてプレイヤーが選択できるかどうかはいまのところ定かではないが、シリーズ初の女性ボスキャラクターとなることは間違いない。このほか、複数の過去作でボスとして登場したシャオ・カーンが予約特典として追加される。また、『モータルコンバット3』から登場したキャラクター、カバルが再登場する可能性もほのめかされた。

 ちなみに古参キャラクター、ソニア・ブレイドの声の演出を担当しているのは、初代UFC世界女子バンタム級王者で、2018年からはプロレス団体WWEへ参戦したアメリカの女性格闘家、ロンダ・ラウジーだ。彼女自身も長らく『モータルコンバット』シリーズのファンであり、これまでのキャリアの中でソニア・ブレイドという人物像をたびたび意識してきたと、動画の中で本人がコメントしている。

今作のフェイタリティもグロかっこいい、残虐格闘ゲーム『Mortal Kombat 11』の最新情報が公開_001

 ゲームシステム面では、プレイヤーが使用キャラクターの外見や装備、必殺技などを自由にカスタマイズできるのが特徴。同じくNetherRealm Studiosが手がけた格闘ゲーム『Injustice 2』からヒントを得た仕様で、キャラクタースキンのほか、シネマティックイントロや勝利時の演出、フェイタリティシーンまで、自由な組み合わせがプリセットとして保存できる。また戦闘システムは、2011年に原点回帰を目指して発売された『Mortal Kombat』(別名、モータルコンバット9)を踏襲し、いくつかの調整を加えたものに仕上がっている。

 『モータルコンバット』(通称、モーコン)シリーズは、かつてピンボールを作っていたMidway Gamesが開発を手がけ、1992年に同社から第1作がアーケードゲームとして発売された。翌年、日本でもタイトーのライセンス販売でアーケード版が始動。俳優の実写取り込みによる生々しいキャラクターアニメーションと、脊椎ごと首を引っこ抜くといった残虐なトドメの演出で大きな話題となった。アメリカでは四半世紀が過ぎた現在でもカルト的な人気を誇り、格闘ゲーム大会「EVO」の正式種目としても採用されている。

 2009年にMidway Gamesが業績の悪化で倒産してからは、ワーナーグループ傘下のNetherRealm Studiosに開発が引き継がれ、2011年のリブート作『モータルコンバット9』以降はWarner Bros. Interactive Entertainmentから発売されている。およそ4年ぶりとなる最新作『Mortal Kombat 11』は、PC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに、4月23日の発売を予定している。モーコン史上最高のグロかっこよさから目が離せない。

ライター/Ritsuko Kawai

ライター
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Ritsuko Kawai
ライター・ジャーナリスト。カナダで青春時代を過ごし、現地の大学で応用数学を専攻。帰国後は塾講師やホステスなど様々な職業を経て、ゲームメディアの編集者を経験。その後、独立して業界やジャンルを問わずフリーランスとして活動。趣味は料理とPCゲーム。ストラテジーゲームとコーヒーが大好き。
 
Twitter: @alice2501

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