フロム・ソフトウェアは9月24日、協力型アクションゲーム『エルデンリング ナイトレイン』について、高難度出撃モード「深き夜」における“レート降格保護”やプレイヤー間で人気を博していた“毒の目”ビルドの弱体化をはじめとしたバランス調整・不具合修正のアップデートファイルを配信した。
本アップデートはPS5/PS4、Xbox Series X|S/Xbox One、PC(Steam)に順次配信されており、オンラインプレイには本アップデートの適用が必要となる。
『ELDEN RING NIGHTREIGN』において、バランス調整と不具合修正のためのアップデートファイルを配信しました。詳細はリンクよりご確認ください。
— FROMSOFTWARE (@fromsoftware_pr) September 24, 2025
引き続き、お楽しみいただければ幸いです。https://t.co/Xv8vED7cny
今回のアップデートでは、高難度出撃モード「深き夜」のレーティング“深度”が3以上に昇格した直後の出撃において、敗北しても一定回数までは降格しないようレートの減少量を抑える仕様変更が加えられた。
発表によると“深度3”では1回、“深度4・5”では2回まで適用されるほか、降格ののち再び昇格した際も同様に保護は適用されるという。
加えて、“深度1”のプレイヤーが上位のプレイヤーと“深度2”以上のセッションへ出撃することになった場合、“深度1”のプレイヤーのレートは敗北しても減少しないようになるほか、手動で“深度”を1段階下げる調整機能も追加される。
また、バランス調整においては、プレイヤーキャラ「鉄の目」用に排出される“深層の遺物”の効果「スキルに毒の状態異常を付加して毒状態の敵に大ダメージ」について、状態異常の蓄積量や与えるダメージの量を減少する“ナーフ(弱体化)”の措置が取られた。
本発表を受けて、SNS上では上記の効果を主軸とした“毒の目”ビルドのナーフを嘆く声が複数上がっている一方、「無頼漢」の“深層の遺物”の効果「スキル命中時、敵の攻撃力低下」を装備中、強化されたスキルで攻撃しても“敵がひるまない場合がある”不具合が修正されたことに喜ぶ人の声もみられた。
上記のほか、一部のボスで発生していた理不尽なボスの挙動が不具合として修正された点や、復讐者の“深層の遺物”の効果「アーツ発動時、自身のHPと引き換えに周囲の味方のHPを全回復」が救助された直後の味方にも適用される点について喜ぶ投稿もあり、おおむねポジティブな反応を得ているようだ。