2月25日、講談社の「青い鳥文庫」編集部は、人気児童文学『パスワード探偵団』シリーズの著者である松原秀行氏が、2月18日に死去したことを発表した。
同編集部は公式サイトなどを通じて訃報を伝えるとともに、長年にわたり多くの子どもたちに読書の楽しさを伝えてきた同氏を偲ぶメッセージを公開している。
『パスワード探偵団』松原秀行先生を偲んで
— 講談社 青い鳥文庫 (@aoitori_bunko) February 25, 2026
青い鳥文庫で『パスワード探偵団』シリーズを書いてくださった松原秀行(まつばら・ひでゆき)先生が、2026年2月18日にお亡くなりになりました。… pic.twitter.com/cdkl6NIA8D
松原氏の代表作である『パスワード』シリーズは、1995年の刊行開始から長きにわたり多くの小中学生に愛読されてきた作品だ。主人公の少年をはじめとする個性豊かな子どもたちが「電子探偵団」を結成し、通信ネットワークを通じて出題されるパズルや暗号を解き明かしながら、現実の事件を解決していく物語となっている。

作中には暗号解読や言葉遊びなどの要素が数多く散りばめられ、読者も登場人物たちと一緒に頭をひねりながら謎解きに挑める参加型の構成が大きな特徴だった。
同編集部は公式サイトのメッセージにて、松原氏が生み出した物語には「なぞをとく楽しさ」や「友だちを大切にする気持ち」など多くの思いが詰まっていたと振り返っている。
「先生の本を読んで、“本が好きになった”という子も多いはずです」とその功績を称え、同氏の作品は「これからもずっと、みなさんの心の中で生きつづけていくことと思います」と読者に与えた影響の大きさを偲んだ。そして最後は「心からのありがとうをお伝えするとともに、謹んでお悔み申し上げます」と、深い感謝の言葉で締めくくっている。
