Twitterスペースをお聞きの方へ:
本コンテンツはリアルタイムの興奮をみなさんと共有するため、声優さんにもあえて脚本を事前にお渡しせず、皆さんとおなじ画面を直接読んでいただいております。
そのため、つっかえや読み間違え等が発生することがあります。
ご不便をおかけしますが、コンテンツの性質としてご承知いただければ幸いです。
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「解説コーナー、
第3かーい!!」
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「『トリとゴリラのなぜなに話』
ではなかったか
というかおまえ
なにしれっと生きている」
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「根に持ちますねえ……
半殺しにもなったってことで
水に流してくださいよ~。
イクサオトメさんってば
そもそもきゃしゃですし、
ちょっと肌ツヤは
ゾンビっぽいですけど
言うほどゴリラじゃないので
気にしなくていいですよ」
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「おまえ
おまえ
おまえだけなんだよ
言ってるのは
この不毛な
ツッコミなるもの
3回目ともなると
慣れてきたような
疲れきってきたような」
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「おっしゃいますけども、
実際の解説中だと
イクサオトメさんのほうが
ボケがちですよね?
相当えぐいですよ、
イクサオトメさんのボケ。
清純女子の裏垢くらいえぐい。
……字面ひどいな。
失礼。いまのナシで」
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「なにをまた意味不明な
我はべつに自然体である
それより解説はまだか
はやく話したい」
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「ノリノリじゃないっすか
イクサオトメさんったらも~!
(ぼそっ)
実は今回折り返しなんですけど
いいのかな、こんなノリで……」
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「なにかいったか」
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「いえいえ何でも!
今回の解説、はじまりで~す!」
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「……
今回の巡礼の流れだが
ヨーズが最初に『犠』となり
『狼』は一度 なりをひそめた
しかしクマ襲撃時
フレイグがなんかおかしくなり
ピリピリしたなか『儀』に入る
結果 無難にも
『誰も犠としない』が選ばれ
しこりを残しつつも4人全員で
夜を越すこととなった」
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「しかし……翌朝なんと
ビョが死体で見つかるのだ
信仰対象を失ったフは
静かな破滅的狂乱に陥りつつ
最後の『儀』に臨むが……
全員同数の指名を獲得し
誰も『犠』とされなくなった。
その無様を嘲笑するフに対し
ゴが非難と罵声を投げたところ
突如キレたフが
全員めった斬りにて殺害
そのまま雪中を暴走して
終了となった
なんという乱暴な結末だ」
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「まったくもって同意ですが……
これを額面通りに受け取ると、
フレイグ氏が自覚のない『狼』
だった、という至極真っ当な
結論になるでしょうか?
クマ殺し、ビョルカ氏の死、
推理パートでの狂乱に、
最後の大立ち回り……
どう考えても尋常の人には
おさまらない存在ですよね?」
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「わかる
わかるぞ
そう考えたくなるのは
『理』でいえば確かに
フ以外に怪しい者はいない
しかし 『理』など我に預け
よく聞くがいい
『おまえらの言う狼』だが
多くの場合
本人は『狼』の自覚をもつ
また
『嘘がうまくなる』といった
効力は伴わない」
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「おおっと!
これは超重要情報ですね!
作中で心配されたような
『無自覚の狼』は多くの場合
いないとのこと!
そして……
『多くの場合』
『多くの場合』
『多くの場合』
例外が想定されていると
いうことは!
『狼』は他の誰かもなりうる、
ということでいいんでしょうか
イクサオトメさァァァん!!?」
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「……
ナンノ
コトカナ」
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「ごまかしがドヘタ!!
ふむ……しかしそうなると、
最後らへんのフレイグ氏は、
明らかにその『自覚』に
至ってませんでした?
つまり……
『狼』になっていた、とか?」
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「ナンノコトカナ!?」
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「勢いよく言ってもドヘタ!!
これは考察班各位には、
とっても大きなヒントに
なったような気がします!
アオイトリを!
不肖アオイトリをほめて!
ほめ殺して!!」
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「……もういいだろう
『プレイヤー』とやらどもが
検証だか考察だかするなら
過度な踏み込みは禁物だろう」
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「はっその通りです!
イクサオトメさんってば
そんな気配りもできたので?」
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「我はヴァルメイヤ
死と生を司る
人生の楽しみの機微にも
詳しいつもりだ
たとえばフとビョとヨの間の
三角関係の機微を
克明に語ることも可能だぞ」
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「それは!
やめましょう!
なんか一気にゲスくなるので!」
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「そうか
そうか
あとでちょっと聞いてほしい」
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「個人的には、是非に」
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「……そんなところだが
ところでおまえ
肌ツヤがゾンビっぽいって
どういうことだ」
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「ありえないくらい前の悪口
取り返しに来ましたね!?」
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「我は配色が彩り豊かだから
肌が少し暗く見えるだけだ
色でいえば
おまえも大して変わらんだろ
ん
そういえばおまえと我は
なんだか雰囲気が似ているな
おまえも神なのか」
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「ににに似てますかね!?
神、そうわたしも実は
いっぱしの神のはしくれ、とか
デタラメは言えない──ッ!!
おいおい語るってことで
わたしの正体は秘密です!」
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「お
おう
まあいいが
ところでゾンビとは何だ」
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「ライブ感あるボケまで駆使!
精度が回数重ねるたび上がって
る末恐ろしさよ……
簡単に言えば動く死体ですね」
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「なにい
我の関知せぬところで
そのようなものをつくった
ものがいるというのか」
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「技術から魔法まで色んな方法で
墓の住人を動かすのが
今にちの流行なんですよ」
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「ゆるせぬ
ゆるせぬ
神罰だ
ヴァルメイヤ・ランチ
とおう(ごそごそ)」
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「トリカブトがお弁当の中にッ!
(ばたーん)」
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「今回も
正義はなされたな
さあ『プレイヤー』とやら
おのおの備えよ
『次』の巡礼をはじめる……」