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シリーズ最後のキャバ嬢オーディション合格者はこの女たち! kson、佐山愛、中山こころ、要あい、あゆの5人が『龍が如く7外伝』への出演決定

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 各所で盛り上がりを見せていた『龍が如く7外伝 名を消した男』生キャバ嬢オーディション。4月27日、公式放送にて5名の合格者が発表となった。

 『龍が如く』シリーズではおなじみとなった、ゲーム内に登場するキャバクラ嬢役を決めるオーディション企画。『龍が如く6 命の詩。』以来、約6年ぶりの開催となった今回のオーディションは、一次、二次審査を経てファイナリスト10名が選ばれていた。最終審査の結果、あゆさん(ホステス)、要あいさん(グラビアアイドル)、ksonさん(YouTuber)、佐山愛さん(セクシー女優)、中山こころさん(女優)の5名が合格者として発表された。

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写真左から、あゆさん、要あいさん、ksonさん、佐山愛さん、中山こころさん

 合格者の5名は2023年に発売予定の『龍が如く7外伝 名を消した男』にキャバクラ嬢役として実写映像で出演。また、タイトルのプロモーションにも参加していくとのことだ。今回、賞金100万円と『龍が如く8』に登場する権利が与えられるグランプリの発表はなかったのだが、『龍が如く8』正式発表後、役柄と合わせて選出される予定となっている。本稿では、オーディションの合格者発表に合わせて実施されたメディア取材の模様をお伝えしていく。


オーディション合格者5人のコメント

・あゆさん

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合格するとは思っていなくて、すごく不安だったのですが、名前を呼んでもらえてすごくうれしかったです。これからたくさんアピールして、『龍が如く』に貢献できるようにがんばっていきたいと思います。

・要あいさん

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名前を呼ばれたときに涙が止まらなくて、とてもうれしかったです。選んでいただいたからには、後悔させないように、『龍が如く』に還元できたらいいなと思います。

・ksonさん

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何年も前から『龍が如く』のキャバ嬢オーディションで合格するのが夢だったので、それがかなって超うれしいです! 誰が合格してもおかしくない状態だったので、自分の名前が呼ばれたときはすごくビックリして、いまでも信じられない気持ちです。

・佐山愛さん

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正直な感想を言うと、「まさか自分が……」という気持ちが半分、「なんだかいけそうな気がする」というよくわからない自信が半分でした。合格が決まったときはうれしいというよりも、ひと安心したという気持ちのほうが強かったです。この5人でもっともっと『龍が如く』を盛り上げていけたらなと思います。

・中山こころさん

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いちばん最初に合格者として私の名前が呼ばれたので、感動する間もなく、つぎにいってしまって(笑)。控え室に戻ったときに、安心感とうれしさが込み上げてきました。昨日は眠れなかったのですが、今日はちゃんと眠れそうです。今後は皆さんといっしょに楽しんでやっていければと思います。

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これが最後のキャバ嬢オーディション? 開発者が語るオーディションの裏側

 合格者はどのように選出されたのか? その疑問をうかがうべく、オーディションの審査員を務めた“龍が如くスタジオ”代表・制作総指揮の横山昌義氏と、『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーである阪本寛之氏のおふたりに話をうかがった。

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横山昌義氏(写真左)、阪本寛之氏(写真右)

──ギリギリまで審査されたとのことですが、合格者が決まっての感想をお聞かせください。

横山:
 オーディションって酷ですね。長い期間をかけて選考してきましたが、ファイナリストに10人が残って合格者は5人。5人というのは正直、ゲーム的な都合でしかないんです。ファイナリストを発表させていただいたときにも、ファンの方たちから「10人、全員残せばいいじゃん」という意見がありましたし、僕らもそうしたかった。合格発表のときにも伝えたのですが、優れていたとか劣っていたとかじゃなくて、野球のスタメンを決めるように、チームとして見たときに必要な人材をはめていった結果です。ですが、自分としては最後に優劣をつけているような感じがして、心が痛かったですね。皆さん、それくらい差がなかった。改めて……二度とやりたくないと思いましたね。

※編集部注:合格者発表配信の最後に、横山氏は「『龍が如く』でキャバクラ嬢役オーディションは二度とやりません。キャバクラというプレイスポットの存在感の話でもありますが、今回が最後のオーディションだと思っています。“キャバ嬢オーディション”という肩書きがつくキャバ嬢役は、この5人が最後」と語っており、キャバクラ嬢役オーディションの今後について言及されていた。

阪本:
 最終審査用の動画収録に際して、全日程、現場に立ち会っていたんですね。台本を渡して、ぶっつけ本番でみなさんに挑んでいただいたのですが、皆さんの熱意と本気度が現場でもすごく感じていて……。その現場を見ているので、最終審査で厳選するというのは私も心苦しかったですね。演技がうまいかどうか、経験のあるなしに関わらず、真摯に挑んでくれたことは非常にありがたかったと思います。

──合格者に期待していることは、どんなところですか?

横山:
 ゲーム中の素材としては申し分はないので、ある意味ゲーム作りという意味ではホッとしています。これからプロモーションを含めて長いお付き合いになると思うので、いかに自分たちが出演した作品を広めていってくれるのかに期待しています。ふだん僕らがリーチできないような人たちに伝えてもらったり、彼女たちが好きで『龍が如く』に興味をもってくれる人が出てくると思いますので。ただ、合格者が決まったいまの時点では、ただただ「ありがとう」ですね。

阪本:
 実写の映像をふんだんに使ったコンテンツというのは、意外と『龍が如く』シリーズでも初となるんですね。ゲームを遊んでくれる人にとっては、新しいキャバクラ体験となるわけです。しっかりと作り切って、オーディション合格者の魅力を存分に伝えられるようにしなくてはいけないと思っています。

──選考で苦労されたことをお聞かせください。

横山:
 合格、不合格を決めなければいけないという、根本的なところですね。実力差があれば、すごく簡単なんですよ。合否を伝える役目が私だったのですが、顔を見られないというか、直視できませんでした。

阪本:
 最終審査用の動画撮影は超過密スケジュールだったので、ファイナリストの皆さんもたいへんだったと思います。ファイナリストの皆さんの熱意に負けないように、撮影部隊も真剣なセッティングだったり、撮り逃がさないようにしていたので、動画撮影はすごく思い出に残っていますね。皆さんの苦労が報われるようにしたいと思います。

──グランプリの発表はありませんでしたが、その理由は?

横山:
 グランプリについては『龍が如く8』の正式発表に合わせて、役柄といっしょに発表する予定です。今回、ファイナリストの10人から合格者の5人を決めるだけでもたいへんだったので、グランプリを決めるにはもう少し時間がほしいというのが正直なところです。現時点ではグランプリの基準も考えていないので、これから在り方を考えていきたいと思います。

──合格者のパーソナリティは、ゲームにどのようにフィードバックされているのでしょうか?

横山:
 皆さんの役柄を決める、台本を作る前段階でインタビューさせてもらっているんですね。直接、話を聞きながら、どういう役柄が似合うのかというのが決めていきました。さきほどの野球のスタメンの話ではないですが、元気がいい枠、セクシー枠など、ゲーム中の役割を考えながら、10人を当てはめて作っていきました。とはいえ、ゲームはフィクションですので、彼女たちの個性がそのままというわけではありません。ただ、そのヒントをたくさんもらって作っています。だから、そのときの彼女たちへのインタビューがいちばんおもしろいんですよ(笑)。みんな驚くほど正直で、素が出ているので。

阪本:
 プライベート情報が満載ですからね(笑)。

横山:
 プライベートが満載だし、「へー」っていう話がいっぱいありました。ただ、ここでは言えないんですけどね(笑)。

副編集長
電ファミニコゲーマー副編集長。

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